I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
2018年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年12月
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「キング・オブ・メディア(Succession)」シーズン1第1話 「誕生日」"Celebration"日本放送雑感

イングランド旅行記の途中ですが、第2話放送前に、
ということで先にこちらを…。

マシュー・マクファディンがアメリカ人ビジネスマン、
トム・ワムズガンズ(Tom Wamsgans/Wambsgans)を演じる
HBOドラマ「キング・オブ・メディア」("Succession")。

HBO版シリーズトレーラー
Trailer (Night)


まずパイロット版が作られ、もう1つ?の作品と
どちらをシリーズ化するか決められるのことでしたが、
HBOがシリーズ化を決めたのは、この"Succession"でした。

最初はマシュー・マクファディンが、
おそらく初めてアメリカ制作の、アメリカで撮影をするドラマに出演、
しかも、今まで個人的にあまり良いイメージのなかったHBO制作
(自分が苦手な感じの必要以上に過激な描写を持ってくるっぽい某ドラマのイメージが強かった)
ということで、不安の方が大きかったのですが、
クリップを見たり、アメリカでの放送後のレビューや視聴者の感想を見ると
マシューがまた今までと全然違う役を演じる、またその演技の評価が高く、
作品自体や、他の出演者の方々も皆良さそうということで期待度がどんどん増していきました。

日本に来るとしたら、HBOとの関係を強化している?
スターチャンネルさんかなと期待しすぎない程度に期待していたのですが、
本当に放送してくださることになりびっくりするやら嬉しいやら。

「キング・オブ・メディア」スターチャンネル公式ページ

邦題が…とか、ロゴが…とか、他の番組に比べてあまりやる気がない?
とかはおいておいて
感謝しつつシーズン1第1話の放送をありがたく視聴。

上に書いたように公式クリップなどを見たり、ネタバレありレビューを読んだりはしていたものの、
本編を全て通してみるのはこれが初めてです(第6話のみ、イギリスで見ましたが)。

なお、先に書いておきますが、
アメリカ放送時の反応では、最初の数話は高評価のもののほうが多かったものの、
かなり評価が割れており、中盤から徐々に良い反応の割合が増え、
最後の3話(放送前に批評家に公開されていたのが7話までだったので、その後)
くらいで大変に評価が高まり、初期にネガティヴな反応をしたメディアも
ポジティヴなものに評価を変えたところもありました。
一般視聴者にも似たような傾向が見られたのかな、という印象です。

そのため、もしもこの1話を見て「ちょっと微妙かな」と思った方にも、
もう少し見続けてもらえたら嬉しいと思っています。

ということで、ざっとではありますが、
第1話(パイロット)のことをHBO公式のクリップなどを交えぼちぼちと。
※Youtube上のHBO公式配信の動画はジオブロックがかかってしまっているので、
 HBO公式サイトや、SNSアカウントにないものは、
 Rotten Tomatoesなどの別アカウントのものを借用します。

ストーリーラインを追いながら時々一言感想を書きつつ、最後にまとめ感想を書くスタイルで…。

※以下、シーズン1第1話のネタバレ含みます!!




シーズン1第1話「誕生日」"Celebration"

夜、自分の居場所を把握できずにいる一人の老人
(ローガン・ロイ/Logan Roy, 演:ブライアン・コックス/Brian Cox)が
粗相をしてしまうところから始まります。

妻と思わしき人物(マーシャ・”マーシィ”・ロイ/Marcia "Marcy" Roy, 
演:ヒアム・アッバス(Hiam Abbbas)のセリフから、
二人は最近この家に引っ越してきたことがわかります。

場面は移り、朝のニューヨーク。
車の後部座席で音楽をヘッドフォンで聴きつつ口ずさみながら前のシートをパンチしてノリノリの
ビジネスマン(ケンダル・ロイ/Kendall Roy, 演:ジェレミー・ストロング/Jeremy Strong)。
音楽は2004年にリリースされたビースティ・ボーイズの"An Open Letter To NYC"。

曲が流れてニューヨークの街並みと車内の様子が映し出されるカットは実にかっこいい…
そして、本人はおそらくクールに決めているつもりが、車内の音声だけになると、実にダサい…(笑)
…これはかなりあるある…。自分も気をつけねば、と思った方も多いはず(笑)
そして、すでにこのあたりで前知識がなくとも、勘の良い方はうっすら?気づいたかもしれません。
この作品が、(ブラック)コメディであることに…。

運転手がそんな彼に目的地に到着したことを告げます。
ビジメスマンの様子から、「ロイさん(Mr. Roy)」と呼ばれた彼(ケンダル)が
これからなにか大きな仕事を成功させる見込みだという様子。

車から降り、タバコを一口だけ吸う(そしてポイ捨ての)ビジネスマン(ケンダル)。
そして、建物に入って、強い意志を持ったような表情で
前に進む彼の表情のカットからオープニングタイトルに入ります。

このオープニングタイトルの曲が実にかっこよくて大好きな私…。
すでにAmazonで販売していたので、購入して毎日のように聞いております…。
映像もかっこよく、キャストが純粋に名字のアルファベット順で出てくるのも、
この作品が群像劇であることを象徴しているようでワクワクします。
(この手法だと私がこの作品を見るきっかけになったマシュー・マクファディンは
いつも真ん中あたりで目立たないのですが…笑)。

オープニング明け。

別のビジネスマンたちが集まる部屋に先程のビジネスマン(ケンダル)が到着します。
彼は部下と思われる年配の男性(フランク・ヴァーノン/Frank Vernon,
演:ピーター・フリードマン/Peter Friedman)に声をかけ、そして部屋に入ってきます。

自信満々なロイ氏に対して、商談相手と思われるビジネスマン(ローレンス・イー/Lawrence Yee,
演:ロブ・ヤン/Rob Yang)はロイ氏の持ちかけた、
ローレンスの会社、ヴォルター社買収の提案には応じられないという答え。

ここで「相棒」と訳されていた"dude"という言葉について
日本語で解説しているサイトをいくつか見てみましたが、
どこでもそこまでなれなれしい、馬鹿みたいな言葉ではないように書かれていて、
ここで微妙な空気になるのが英語が全くできない、しかもビジネスなどの知識もない私には
よくわかりませんでした…。少なくとも、ビジネスの場では使わないという感じなのかどうなのか…。

続いて使われる"shiz"(sh*tからの派生語らしい)についても、ここでのニュアンスが良くわからず…。

そう、このドラマ、小ネタや言い回しの妙がじわじわ効いている系の
おかしさがあるものだと思うのですが、この辺の知識が(毎度のことですが)全く無く、
しかも英語がわからない自分には理解できないことだらけでもったいないなぁ…と思います。
誰かいろいろ解説してほしい…(笑)

ちなみに、言葉に関しては、言い回しもそうですし、
続けて見ていけばわかりますが、相当汚いというか(なので、アメリカではR-18指定)
なのですが、日本語にしてしまうと、一部を除き、そのニュアンスが分かりづらいのでは…
(ので、セリフを聴かずに字幕だけを追ったり、吹き替えで見たりしてしまうと微妙?)とか。

ローレンスも何故買収を断ったかを説明する時にもっと色々言っているのですが…。

で、絶対に成功すると思っていた買収が失敗し、焦るロイ氏(ケンダル)。
ローレンスの言い分から、お互いの企業の方向性などの問題だけではなく、
ロイ氏(ケンダル)の過去もこの交渉の決裂に関連している様子。

父親に電話をするかと部下から問われ、断固拒否するも、
その父親からの方から電話がかかってきます。
冒頭に出てきた老人、ローガンとロイ氏(ケンダル)は、親子関係であることが判明。
ローガンに対し、買収は絶対に成功させること、そして自分のスキャンダルが浮上しつつあるが、
「例の」発表はまだできるか、と問います。

なお、ここで字幕では完全に省略され、吹き替えでも詳細は飛ばされていますが、
具体的な人物名がセリフに出ていたり…するはず…(多分)

そして、この日がローガンの誕生日であることがこの会話からわかります。

場面は変わり、テーマパークの駐車場。
車の中で、若者(グレッグ・ハーシュ/Greg Hirsch, 演:ニコラス・ブラウン/Nicholas Braun)が
タバコのようなものを吸っています。後のセリフでもわかりますが、ジョイント(大麻タバコ)の模様。

彼は、テーマパークでキャラクターの着ぐるみに入るバイトくんのよう。
彼が職場で見せられているVTRから、
ローガンはウェイスター・ロイコ社の創立者でCEO、また、この会社は世界的な企業であり、
エンタテインメント、報道、そしてリゾート部門を展開しており、
若者(グレッグ)の勤務先であるテーマパークも、この企業のものであることがわかります。

…これは、やっぱりあの企業の、あのテーマパークがモデルでしょうか…?
(いわゆる「やりがい搾取」感満々)

若者(グレッグ)はややぼんやりしている様子。
それは、車中でマリファナを吸ったからだけではないかも…?

パーク内でグリーティングに臨む若者(グレッグ)inきぐるみ。
しかし、悪ガキ共に絡まれ、マリファナを吸っていたのもあり、吐き気をもよおし…。
とうとう、きぐるみの中で吐いてしまいます…。
きぐるみの目(のところに空いた穴)から、ほとばしるゲ○…。

きぐるみが芸術的なほどに可愛くないのも手伝って、トラウマシーンに…(笑)
みんな、きぐるみには優しくしてあげましょう…。

若者、グレッグは当然仕事をクビになり、母親に電話で報告をします。
そして、母親のセリフから、彼がローガンの兄の孫であることがわかり、
母親はグレッグにちょうどローガンの誕生日なので、ニューヨークに行くように
(そして彼にうまく取り入るよう)指示します。

グレッグのヘタレぶりがなんとも言えず…。
というか、それよりもグレッグママの飼っているワンコが可愛すぎて
今後も出番がありますように…いや、ないかなぁ…。

場面はウェイスター・ロイコ社に移り、先程の買収をどうにか成功させようと焦る
ロイ氏(やっとここで名前がケンダルであるとわかります)、の元に、
弟、ローマン(Roman Roy, 演:キーラン・カルキン/Kieran Culkin)の使いが
アロマを焚きにやってくるも、警報機がなるのでは…?と言っていたところに、
ローマン本人が名台詞(?)と共に登場…(笑)
(しかし、字幕も吹替もだっだけど「クソオヤジども」という訳はどうにかならなかったのかな)



会社の経営もNYのオフィスも興味ないよ、と言い(フランクと共にLAにいたことがわかる)、
ヴォルター社の買収と、新たな提示金額に対し意味深な反応をして
ケンダルを困惑させたあと、ウェイスター・ロイコ社が近々ケンダルのものになる、
ということになっているという事実を口に出し(視聴者に説明し)てから
んじゃ、という感じでオフィスを去るのでした。

場面はまた変わり、今度はローガンの家に。
ローガンが粗相をしたあとを家政婦が掃除しています。
階下に降りると、妻マーシャ(愛称マーシィ)がローガンの誕生日パーティの準備を進めているよう。

ケンダルの写真が載ったフォーブス誌の表紙を見て
なにか思うところの有ったローガンは、外出することをマーシャに告げ、
くれぐれも帰宅した際のサプライズと大声はやめてくれ、と言いながら外出します。

この時のローガンとマーシャのやり取りがなんとなく好きで、
ローガンには優しい態度を見せるマーシャが、
使用人?にローガンにコートを持たせるように指示をする時に
厳しくハキハキとした態度に変わる時のメリハリがすごく良いと言うか、
面白いなぁと思いました。

そしてまた場面は変わり、ニューヨークの街中。

女性二人が会話をしていて、「彼」からの指示を伝えられたシヴ
(シヴォーン・"シヴ"・ロイ/Shiobhan "Shiv" Roy, 演:サラ・スヌーク/Sarah Snook)が
相手の女性の言った"末前"の意味をわからないでいると、
隣りにいた男性(トム・ワムズガンス/Tom Wamsgans, 
演:マシュー・マクファディン/Matthew Macfadyen)がその意味を教えます。



…私もシヴの意見に賛成…木曜の夜なら木曜の夜までに、でいいじゃん…。

彼(トム)はシヴに、ローガンへのプレゼントは何が良いのかと相談しますが、
シヴは、自分の父親はものもらうのが好きじゃないから何をあげても一緒なので
1万ドルくらいの時計にでもしとけば?とアドバイスします。
この男性はどうやらシヴの恋人で、ローガンに良い印象を持ってほしいと必死の様子。

そしてまたウェイスター・ロイコ社に場面が移り、
ケンダルと部下たちがなかなかお下品な言葉で
どうすればローレンスが買収に応じるかを話しているところに、ローガンが現れます。
(まあ別にローガンが上品な言葉を話すわけでもないですが)

Succession S01E01 Clip | 'Dad's Surprise'


買収の交渉は何も問題ないとローガンに言うケンダルに対し、
ローガンはマーシャを家族信託に加えるための書類にサインしてほしい、と言い、
まあ、本当は仕事ぶりを見に来た、と付け足します。

家族信託の件と、自分のCEO就任の件と関係があるかと心配するケンダルに
何も問題はないというローガン。

取り込み中であり(買収話が難航しているのをローガンに悟られたくない)、
ローガンの言葉を信じるケンダルは弁護士に相談せず、
書類の内容もろくに読まずにサインします。

書類を受け取り、ケンダルに誕生パーティーに参加できないかもしれないと言われたローガンは、
優先順位はケンダルが決めるよう告げ、オフィスを後にします。

また舞台は変わり、ローガン邸。
そろそろパーティ参加者が集まってきている模様。

Succession S01E01 Clip | 'Family Reunion'


ケンダルたちよりも年上のコナー(Connor Roy, 演:アラン・ラック/Alan Ruck)が、
ローマンの連れてきた子ども(アイラ、という名前で、彼女とローマンの関係については、
アメリカの視聴者も困惑していた様子)に自分は農場を持っていてその地下にある
地底湖の水利権も持っていることを説明しています。

そこにシヴと恋人(トム)が現れ、シヴとマーシャがお互いの服を褒め合ったり何だったり。
以前から知り合いの様子の男性(トム)とマーシャもお互い挨拶をします
(ここでマーシャがトムの名を呼び、彼の名が判明)。
トムとローマンも知り合いの様子で、トムがローマンの尻拭いをしている…
と言っているところから、トムもウェイスター・ロイコ社の社員であることがわかります。
(役者の身長が191cmのトムと166cmのローマンの身長差が可愛い)
シヴもローマンと挨拶。シヴは何やら政治関係の仕事をしている模様。
そして、ローマンの不可解な言動は、妹のシヴにも理解が難しい様子(トムも微妙な表情)。

続いて、街を歩くローガンの映像に切り替わり、
報道陣に囲まれるも、"F**k off"と言い捨て、自宅のある建物に入ります。
そこで待ち受けていたのは、グレッグ。
しかし、手にしたプレゼントを危険物と勘違いされボディガードに取り押さえられます(笑)
ローガンの姪の息子だと訴え、マーシャやドアマンにも確認してくれと頼み、やっと開放されるグレッグ…
ここのローガンへの言いようもしょーもないやつそうで…(笑)

ローガンに促され、一緒にエレベーターに乗ったグレッグは、
二人きりになったチャンスとばかりに、自分を売り込もうとします。
最初はうまく誇張してるのに、バカ正直にゲ○の件を言うグレッグ…(笑)
この時のやり取りのローガンの反応がなんか面白い…(笑)

上階では、集まっているみんなに対し、マーシャがサプライズをするよう促します。
ローマンは皮肉を言いつつも、一応加わる様子(笑)
そして二人が上階につくと、皆が"Surprise!"と迎えます(トムの表情がくそくそかわいい…)。
…もちろん、そっけない態度のローガン…(笑)

Succession S01E01 Clip | 'Happy Birthday, Dad'


ここも、ローガンとマーシャの可愛いやり取りのあとの、
使用人に対して指示を出すマーシャの差がたまらん。

ローガンは長男コナー(差し出した袋をローガンは拒否)、三男ローマン、末っ子シヴォーンと挨拶をし、
シヴにはトムはどこだ?と言い、気づいていなかった様子で隣にいたトムに挨拶します。
ここのトムの馬鹿っぽさ丸出しのぐへへ笑いがたまらなく可愛い…(笑)

ローガンがグレッグを「クレッグ」と紹介し、シヴが「グレッグでしょ」と訂正するも、
グレッグはよく間違えられるけど、どっちでもいい、といいます。
このときのコナーの微妙な表情が…(笑)
トムの態度も、今後のことを考えると大変意味深です。

その後、トムが抱えていたもの(明らかに高級時計のケース)を
ローガンに渡そうとしたところで、ケンダル(とフランク)が姿を表します。

当然、ケンダルが会社を継ぐことになっているのを知っている兄妹たちが
ケンダルを祝福しますが、何やらローガンは微妙な面持ち。
ローガンがケンダルに商談が固まったのかを確認すると、なんとまだの様子。

そして、ケンダルが電話のために席を外した時に、
ローガンがローマンに商談の様子を聴き、ローマンは難航していた、と答えます。

ケンダルは部下とどうにかして商談をまとめようと画策。
ケンダルが必死なのは、自分が商談を成功させ、
華々しくトップの座につきたいというのが大きな理由らしい。
一方その頃、シヴはトムにパークの経営を任せてくれないかとローガンに相談しようとしていて、
そこにコナーが来てさきほど渡しそびれたプレゼントを再びローガンに渡そうとしている。

コナーのプレゼントはサワーブレッドの種。
それを知ったローマンとシヴはなんとも微妙な表情。
ローガンはもっと微妙な反応で、コナーはがっかり。
そんなローガンのコナーに対する態度ををたしなめるマーシャ…。

電話から戻ったケンダルがローガンに、当日中に役員を集め、
トップ交代を発表したいと述べるも、ローガンはケンダルに任せる、とのこと。

ここで、ケンダルの家族が到着。
妻と子供が二人。
しかし、妻(ラヴァ・ロイ/Rava Roy, 演:ナタリー・ゴールド/Natalie Gold)
とケンダルは別居中のようで、その原因は、ケンダルのドラッグ問題のよう。
(ローレンスが言及し、ケンダルが明るみに出てきたようだと焦っていたのはやはりこれ絡み?)
ただ、ラヴァはケンダルに対して会社を継ぐのはケンダルの努力の結果だと言い、
ドラッグ問題についても、許している様子。

ローガンが子どもたち4人と2分だけ別室で話をしたいと言い、
移動しようとしたところにグレッグがテーマパークの仕事に戻りたいと懇願。
そこでグレッグが話題に出したグレッグのおじいさん(ローガンのお兄さん)と
ローガンが非常に仲が悪い様子が見て取れます。

ローガンが子どもたちと話をしたかったのはもちろんマーシャを家族信託に加えたいという件。
更に、ローガンの死後、彼の権利をマーシャに譲るということ。
つまり、もしもローガンが亡くなれば、マーシャの権利は
子どもたちの2倍になるということで、ケンダルは焦りだします。

ローマンに書類を読め、とたしなめられるケンダル。
シヴは弁護士と相談したいと言い、ローガンは認めるものの、
4時までに結論をだすように言い、そして…
会社をケンダルに譲ることを先送りにした、と告げます。

呆然とするケンダルに、ニヤニヤの止まらないローマン。
この決定がいかにもローガンらしいというシヴ。
コナーはこういっためんどくさいことには関わりたくない、
と家族信託の件も弟妹たちに任せると言い、部屋を出ていきます。

なおもありえないとうろたえるケンダルに対し、
シヴは興味がない様子で、ローマンは早速誰かに報告(笑)

何が何だかで慌てまくるケンダルがマーシャを口汚く罵っているところに、
そのマーシャが昼食の準備ができたと呼びに来ます…。
(またまたニヤニヤ顔のローマン)
間違いなく、ケンダルの言葉はマーシャにも、
隣の部屋に控えていたトムにも聞こえていたはず…。

ケンダルはローガンにトップ交代の内定を翻した理由を聞き、
ローガンはケンダルに対し、その弱腰さと甘さ、
そして経営者としての判断力のなさだ、という内容のことを言います。
どう言ってもローガンの心を動かすことができない、
ローガンにかなわないケンダル。

話は平行線のままランチが始まります。

ケンダルはバスルームで怒りをぶつけますが…綿棒…(笑)
あ、だんだんエスカレートしてきた!
…あ、自分で片付けるのね、偉い…(笑)
と、彼の小心者加減がたまらない…(笑)

ランチは(ひとまず表面上は)和やかな雰囲気ながら、
マーシャに対するシヴの言葉に、ローマンが茶々を入れたりとしています。
そんななか、フランクがローガンの経歴を交え、
功績をたたえながら彼の80歳の誕生日を祝います。
フランクによれば、ローガンは「約束は必ず守る」とのことですが…。

乾杯をすると、ローガンが「ゲームをしよう」と言い出し、
みんな困惑しながら笑いだします。状況のわからないグレッグは「???」

「ゲーム」の会場へ向かう際、ローガンとマーシャの車に同乗させてもらうグレッグ。
その中で、自身の祖父の地位について言及し、
ローガンにどうにかテーマパーク経営に参加できないかと売り込みます。
…したたかなのか、ただの間抜けなのかよくわからないグレッグである…。
もちろん、ローガンはその場では何も言わず、不安げな表情のグレッグ
(ここでのマーシャの表情もなんだか好き)

一同は車からさらにヘリに乗り換え、
シヴは例の書類に目を通し、ケンダルに首を振って見せています。
その隣でローガンに渡しそびれたプレゼントの箱を抱えて所在なげにしているトム。
このトムの表情や仕草というか、なんというかもめちゃくちゃかわいい…。

ヘリでローガンとマーシャと同乗しているのはローマン。
信託の件について尋ねられたローマンは、自分に損はない、それは関係はない、
と言いつつも、自分にとってなにか得なことはあるのか、とローガンに問います。
ローガンは、ローマンのそんなところが可愛い様子??
社に帰ってこいと言い、それに対してローマンは、ゆくゆくは会社のトップになりたいが、
その前に自分にとって邪魔なフランクをどうにかしてほしい、とローガンに言います。
その答えに、思案顔のローガン。

ヘリはフィールドに到着。
ローガンの言う「ゲーム」とは、ソフトボールのことでした。

みんな楽しそうにしている中(ここでもトムの表情が可愛い)、
ローガンはシヴに会社に入らないかと話をしています。
今の仕事を捨てて会社に戻るのならばトップが良い、とローガンに言うシヴ。
(後ろでウロウロしているトムがまたかわいい)

それに対してローガンは、テーマパーク事業込みの海外事業の統括はどうだと言います。
トムのボスになるのかというシヴ。
シヴが訊いたこともあり、ローガンはグレッグの訴えについても言及し、
シヴが上に立つほうがトムの地位も守れるのでは、と、暗に伝えます。

会話が終わるのを待って、トムがやってきて、
先程からず~っと持っていたプレゼントをローガンに渡します。
持っていたのは、パテック・フィリップの時計。
渡す時のセリフがバカ丸出しである。
どんなにかっこいい声で発したセリフでも(むしろだからこそ)バカ丸出しである。

そもそもローガンくらいの人は欲しければ何でも
(少なくとも、パテック・フィリップの時計くらい何本でも)買えるわけですし、
シヴの言う通り、余りものをほしいと思っていないわけで…。
時計を見ながら、「俺ってリッチだな」と若い頃ならいざしらず、今思う訳がない…。

そしてここでも愛想笑いのトム…(笑)

しかし、ローガンは、一応礼儀正しく受け取るんだな、
さすが巨大企業のトップ…と思ったり思わなかったり…(笑)

で、いよいよプレイボール!(このあとのトムの顔も…笑)

ケンダルは、弟妹に3人で信託に反対するよう提案しますが、
ケンダルの下になるのはゴメンだとローマンは即答。
シヴも何も言わずにその場を立ち去ります。

一方、トムに挨拶するグレッグに、トムは入社をするのかと問います。
そして、自分は目を離さないぞ、と告げ、困ったことがあっても頼るなと宣戦布告。
困惑するグレッグに、ジョークだというトムですが、
またもグレッグを困惑させることを言います。
そして笑いながら(めちゃくちゃかわいい)キスしないか、と迫ります。
えっ…とドン引きのグレッグに命令だったら?と、パワハラ/セクハラがすぎます
(この時点では別にまだ上下関係はないけど)。
どうしたら良いのかわからないグレッグに、ジョークだってば、と言ってその場を去るトム。

この2人については、この記事の下の方のまとめ感想でも書きますし、
今後のエピソードでもたくさん色々書いていく予定です…(笑)

打席に立つケンダルは、ボールを打つもその時点で電話に出て退場。
ランナーのローマンは、ケンダルの代わりに、と
グランドキーパーの息子(小~中学生くらいの少年)を指名します。
ローマンが父親に許可をもらい、試合に出る少年。

一方ケンダルは、匿名で自分に都合の良い記事を書かせようと
情報を売り込んでいる模様。

代打の少年に、ホームランだったら100万ドルあげる、と言い出すローマン。
小切手に書き込みを始めるローマンを見て、最初は冗談だと思っていたみんなは呆れ顔。

もちろん100万ドルと言ったら大金。
少年と彼の家族にとってみたら、超超大金です。
少年の家族が真剣な眼差しで見守る中、少年はボールをバットに当てます。
しかし、トムの守る3塁で惜しくもアウトになってしまいます…。

その結果を受け、ローマンは少年の目の前で小切手を破り、
その切れ端を少年に渡します(もちろん1セントの価値もない)。

それを見ていたローガンは、よく頑張ったね、すばらしかったよ、
と手袋を外し、握手をして少年を労います。
落胆した表情の少年を、やはり落胆はしたでしょうが暖かく迎える両親。

一方そのころケンダルは、社に戻り、そこにはローレンスが。
他の取引先が皆降りたということで、新たな条件を出し、更にローレンスを脅すケンダル。

フィールドではソフトボールの試合が終了し、片付けが始まっています。
ローガンのそばに常にいる部下(ただのボディガードではない?)が、
先程の代打少年とその家族のもとに行き、今日のことは内密にしてほしい、
秘密保持を約束する書類にサインをしてほしいと依頼し書類を渡します。

一方、ローガンはフランクに対し降格を示唆し、詳細をメールで送りつけます。
当然反発するフランクですが、ローガンの気持ちは変わらない様子。

そして、ローガンは彼の子どもたち3人に自分と同じヘリに乗るよう指示します。

飛び立つヘリを見上げる代打少年は何を思うのでしょうか?
そして、彼の父の手には、トムがローガンに贈ったパテック・フィリップの時計が。

ヘリでは、自分の腕時計で時間を確認するローガン。
時計についてはよくわからないのですが、
これはトムが贈った時計よりずっと高いものなのか、それとも…?
そして子どもたちに対し、約束の4時はとっくに過ぎたとローガン。
ローマンとシヴの二人にはそれぞれの希望(フランクの降格とトムの昇格)を叶えたと告げます。

これで当然契約書にサインするだろうと思うローガンですが、
なんと、ローマンとシヴはサインを拒むのでした。
理由は「自分たちが損してまでのむ条件じゃない」。
コナーは元々二人に従う、という答えだったので、
すでにサインをしてしまったケンダル以外の3人は全員サインしないという回答。

フランクを裏切ってまでの人事に対しての
子どもたちのこの答えには、さすがのローガンも狼狽し、
言動までが怪しくなる…。

そのままコナーの方に倒れ込むローガン。
ヘリのパイロットに、このまま病院に向かうように指示するローマン。
高熱が出ているとコナー。

ウェイスター・ロイコ社では話し合いがまだ続いている様子で、
その最中にローレンスが電話をしています。
そして、電話を切り、ケンダルになにか聞いたかと問い、
知らない様子だと確認すると、買収の話に乗るという回答をします。

ホッとして上機嫌でローレンスに語りかけるケンダルに対し、
ローレンスはローガンが倒れたこと、
ローガンのいないウェスター・ロイコ社に対して恐れるものはなく、
ローレンスの方が社を中から食い尽くしていくとケンダルに告げます。

呆然とするケンダル、今まで応答してこなかった電話に出るとシヴからで、
ローガンが倒れ、病院にいること、脳出血かもしれないことを告げられ、
早く病院に来てほしいと懇願されます。

ソフトボールフィールドには、置き去りにされたフランク。

病院にはシヴの他、もちろん心配そうな表情のマーシャ、
頭を抱えるコナー、落ち着きなく動き回るローマン、そしてトムの姿も。
廊下に座り込むシヴにはトムが手を差し出し、それをシヴが握っています。

会社ではまだ呆然として動けないケンダル。

そして、ローガンは病院の集中治療室で機械に繋がれています…。

代打少年の自宅では、ニュースが流れています。
少年が座り込んだソファの脇のテーブルには、パテック・フィリップが置かれています。
そして、映像は少年一家の家から、夕方のニューヨークの風景へ移っていき、
様々なニュースなどの音声に混じりローガンが倒れ、
それが原因で株式市場が混乱しているというニュースが流れてエンドロールへ…。

と、言うことで、第1話はこんな内容でした。

第1話おさらい映像
S1 Ep 1: Recap


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ひとまず、人物や状況の説明が中心の
イントロダクションらしい回となっていたと思います。

それだけに、やや駆け足という感じもあり、
私は、今後起こることや出てくるキャラクターをなんとなく知った上で見ていたので、
ニヤニヤ、グフグフ笑うところも多かったのですが、
前知識無しで見た方はどうだったのだろう?と思いました。

個人的な感想は、「まずは期待通り」。
特に役者さんたちの演技はとても良くて、本当にこれからが楽しみです。

私はもちろんマシュー・マクファディンのファンなので、
評判が良かったキャストたちの中でも
特にその演技の評価が高かったうちの一人だったこともありますし、
とってもとっても楽しみなのですが、トムの活躍(?)は、
おそらく第2話からだんだん目立ったものになっていくのかなと思います。

トムとグレッグについては、おそらくパイロットの段階ではロイ一家よりも
だいぶ出番の少ないものだったはずが、二人の相性の良さ?から、
脚本家たちが出番を多くした、というようなことをマシューのインタビューなどで読んだ気がします。

ちなみに、マシューはトムを演じるに当たり
クリエーターのジェシー・アームストロングさんから、
「トムは一応、会社の重役だから、もっとバカっぽさを控えてほしい」と言われたらしく、
(2話以降かもしれませんが)どれだけバカっぽく演じていたんだ…と気になりました(笑)

バカっぽい、といえばトムがローガンにパテック・フィリップをプレゼントする下りがありますが、
マシュー自身は「リッチだ」と感じるためではなく、
純粋に時計が好きでたくさん高級時計を持っているはず。
それこそモデルこそ違えどパテック・フィリップの時計も持っていたような(あれノーチラスだよなぁ)
ただ、この作品のプレミア以降、ずっとロレックスの時計(パテック・フィリップに比べればだいぶ安価)
ばかりしているようで、このエピソードを受けていろいろ思うところがあったのか?
それともこの作品のプロモーションのときだけ?と余計なお世話で気になっています。
今までしてた時計、みんなかっこよかったのになぁ(あんまり最近している時計が好きじゃない)。

なお、マシューは元々コメディが好きで、コメディ的な演技も得意、
ダメ男を演じさせると本当に天才的なのですが、
メジャーな作品では比較的シリアスな作品と役柄が多いからか
(でもその中でもコメディぽさを入れてくるのが良いと思っているのですが)、
世の中ではこういう役をやると意外がられたりするようで…。
おそらく、イギリスのドラマ界?での今のマシューの立ち位置では
トムのような役は回ってこなかったでしょうから、この役を演じられて嬉しかったに違いありません。

なお、この1話は文字通りのパイロット版のため、第2話以降の撮影とは時期に開きがあり、
(マシューでいえば"Howards End"の撮影よりも前)トムの顔がやや丸い…(笑)
そして、第2話以降のクリップと比べて、あまりアメリカ英語っぽくなかった気がします。

トムとも絡んで楽しみだったグレッグとシヴは期待通りやっぱり良かったですが、
彼らも2話以降に活躍が増しそうで楽しみです。
グレッグ役のニコラス・ブラウンさんは191cmのマシューよりも背が高い
貴重な人材でそのあたりも…(笑)

サラ・スヌークさんもマシューと同じくアメリカ人ではない(スヌークさんはオーストラリアの方)ので、
(特にパイロットのレビューで?)このカップルのアメリカンアクセント…
と言われたりもしていましたが、マシューと同じく魅力的な演技であまり気にしている人はいなかったかな。
(シヴ大好き!スヌークさん良い!と言っているファンも多く、私もそうなりそうな予感)

他に特に楽しみだったのは、マシューと同様に特に演技の評価が高かった
ローガン役のブライアン・コックスさんとケンダル役のジェレミー・ストロングさん。
こちらも期待通り、というか、ケンダルというキャラクターが、
最初思っていたよりも、ずっとダメな感じでびっくりしました…(笑)

ネタバレを見ていると、特にケンダルとトムのキャラクターは、
相当実力がないと演じられないキャラクターだろうな…と。

もちろん、コナー役のアラン・ラックさん、ローマン役のキーラン・カルキンくんも魅力的でした。
ふたりとも違う意味でつかめないキャラクターで、これからどうなっていくのか非常に楽しみ。
なお、今の所言及がなかったと思いますが、特にネタバレでもないと思いますので一応。
コナーはローガンの最初の妻の息子、ケンダル、ローマン、シヴは二番目の妻の子どもたち。
ローマンはシヴの兄のはずなのに、なんとなく末っ子っぽく感じてしまうのは私だけでしょうか??

そして、元々の期待と予想以上に気になったのが、
ローガンの三番目の、そして現在の妻マーシャ役のヒアム・アッバスさん。
上にもちょこちょこ書きましたが、柔らかいところと「大企業トップの妻」
としての顔との切り替えがとても印象的でした。

俳優さんたちがみな魅力的なこの作品、全てではないかもしれませんが、
誰にカメラがいっているかわからない状態での撮影だったそうで、
つまり、舞台で演じるように、そこにいる俳優たちは
常に演技をしていなければいけなかったのだそうです。

ブライアン・コックスさん、マシューはもちろん、
他の方も演技の勉強をきちんとされていたり、経験を積んだ方ばかりなのも納得。

カメラワークといえば、ズームしてから、さらに一歩寄る
というのがあまり好きではないのですが、この作品では気になりませんでした。
(その後引く、がないからか、コメディだからか?)

ちなみに、言葉に使い関しては、まあ…(笑)
F**k offは劇中、非常にたくさん、色々なキャラクターの口から発せられるセリフで、
Youtubeには、このドラマの中のこのセリフばかり集めたファン動画が上がっていました…(笑)
今まであまり言葉が汚いドラマや映画を見たことがなかったので
気にしたことがなかったのですが、それ以外でもFワード汎用性高すぎ…(笑)
何やら、そのまんまのタイトルの英語解説本も出ているっぽいので、読んだほうが良いのか(笑)

と、言うわけで、第2話からも非常に楽しみです。
どのくらいの方がご覧になっているのかわかりませんが、スタちゃんさん自体に加入していなくても、
アマゾンプライム契約している方なら、追加料金払えば見られるらしいので、
よかったら見てみてくださいませ。。。

なんだかもっと色々他に書きたいことがたくさんあった気がしますが、
また第2話以降の雑感で書いていければな、と思っています。
エピソード縛りでないBTSや、過去のインタビュー動画などもまた改めて。

最後に、第1話のBTSと、第2話の予告映像を。

第1話BTS
Inside the Episode #1


第2話 Preview
S1 Ep 2: Preview



…というか、本当に、この作品どのくらいの方がご覧になっているのか気になるので、
もしご覧になった方は感想などお聞かせいただけると嬉しいです…。

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