I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
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「リッパー・ストリート」シーズン5日本放送E2雑感

マシュー・マクファディンが主人公エドムンド・リード警部補を演じる
「リッパー・ストリート」のファイナルシーズンとなる、シーズン5の第1話、第2話が日本初放送となりました。

というわけで、第2話のことを。

※以下、シーズン5第2話のネタバレ含みます!!


第2話"A Brittle Thread"

マチルダが地下室にいる頃の映像から話は始まります。

シーズン3第2話"Beating of Her Wings"でキャプショーが
マチルダ(アリス)を発見した時にマチルダが歌っていたのと同じ歌を
ホラス・バックリィが歌いながら、ケーキを持って現れ、
アリスも一緒にその歌を歌います。

彼らが一緒に暮らすようになってから2度めのクリスマス。
つまり、シーズン2の頃かその後くらいでしょうか。

この歌はシェイクスピアの「テンペスト」を元に作られた
ヘンリー・パーセルによる歌劇「テンペスト」の
"Come unto these yellow sands" という曲のようです。

…何か意味があるのでしょうか…?

そしてバックリィがアリスに彼がアリスを誰から救ったのかと訊きます。

アリスのことを妖精のお姫様だということを隠し、
自分のことを父親だという嘘つきの、悪い王様から、とアリスは答え…。

ここで映像が切り替わります。
先程までのものは、現在(1897年)のマチルダが見ていた夢だったようですが、
おそらく当時実際こういうやり取りがあったのでしょう。

…実は、この夢のシーン、US/UK版のソフトではカットされていました。
「前回までは」に続いて、目覚めるマチルダのシーンからだったのです。
ノーカット版で、バックリィ氏が出てきたらしい!ということですごく嬉しく思っていたのですが、
ばっさりカットされていて、本当に本当にがっかりしました。
この夢の部分がなければ、マチルダの表情の意味も、
あとのシーンの意味も全く変わってきてしまうと思うのですが…。

日本放送版は、それを元に、更にカットしていると思っていたので、
まさかこのシーンを入れてくれると思っていなかったので、ものすごく嬉しい驚きでした!

先の1話の予告の入れ方やこの話でもそうでしたが、前回までのあらすじのカットなどでも
シーズン5の日本放送には期待ができるかも、と思っていましたが、まさかここまでとは。

そんなわけで夜中に目覚めたマチルダは、窓から外を観ます。
もしかして、リードが見守っているのではないかと思ったのでしょうか。

リードはその頃、ジャクソンとともに病院?で裏取引をしている模様。
何やら新鮮な遺体を入手したかったらしい。もう硬直しちゃっているけど致し方なく連れて歩く二人。

ところで、第1話感想で書き忘れのたのですが、このシーズンのリードくんの帽子や服装がカワイイ。
そしてあのマフラー(?)は一体何メートルあるんだろう…リードくん(の中の人)191cmあるんですけど…。

で、OPあけ。
若い夫婦が登場、妻は身重で…

ここにカットになったシーンがあって、
夫が向かった先はダヴ警視監の家、この日から使用人として働くらしい…というところと、
サッチャーくんとドラムくんが殴り合いのケンカ。

もちろん、サッチャーくんがあんな目にあったのと、作戦が台無しになったのは
ドラムがマチルダと一緒に情報を漏らしたからだろう!ということで
サッチャーくんが怒っているから。

意外とケンカは弱いらしいサッチャーくん、可愛すぎるな…。

そこにシャイン警部補が現れて、というシーンでした。

サッチャーくんは好きですが、
ここよりもやはり夢のシーンを入れるべきだったと思うので、
ここはカットでも良かったと思います。

で、ダヴ家のシーンに移り、チャドリーさんとウォルタースの会話があったり。

そして放送された部分につながります。
ダヴの家にはシャイン警部補が。
リードをしっかり探すよういうダヴに、
なぜ闘犬場に現れたのかという疑問を口にするシャイン。

部屋から出たウォルタースは階段の上で遊んでいるコナーに声をかけますが…
こちらも第1話で感想を書くのを忘れていたことが…
シーズン4の時は全然思っていなかったんですが、
コナー役の子(たち)、スーザンになんとなく顔が似ている気が。
それで選ばれたんでしょうかね。

とかなんとかでダヴ家のことは置いといて、
アレクサンドリアではジャクソンがスーザン、リードもいるところで新聞記事を音読。
ミミちゃんも帰ってきますが、ここで記事で触れられていないジャクソンが
みんなに散々言われるのがちょっと可愛い(笑)
日本語字幕だとちょっとニュアンスが変わってしまっているので、
かわいい度がちょっとわかりづらいのですが…。

入れ歯買ってきたけど何なのか説明してくれる?というミミちゃんに
夜中仕入れてあった遺体を見せて説明する3人。

ここの4人のやり取りがめちゃくちゃ好きだったりします…。
特に"We require 'teeth'"って言うところのリードくんが可愛いくて大好きなので
カットされなくてよかった…。



入れ歯で遺体に歯型をつけて、
「ゴーレム」がまた現れたという騒ぎを起こすのが目的、なわけですが、
手に入れた遺体が硬直しているのでそれとかないとね…というシーンもかわいい…。
あ~やれやれ、とたばこを吸っているリードくん…かわいいなぁ…。

一方その頃、ダヴ警視監が先の、リードを英雄視したような記事を書いた
カステロ記者を訪ねてスター紙に。
マジふざけんなよ、あいつらほんと悪いことしたんだからな、
ということでこの回のタイトルはまくし立てているダヴ警視監のセリフの中の
"...the social fabric of these streets is sewn with a brittle thread"から。

その後ダヴ氏はコナーに犬を2匹買ってあげて、流石にコナーもこの時は笑顔。
もちろん、主目的は他にあるようで…(また何やら嫌な予感が)

そして日本放送版では1話のアレのあと初めてのサッチャーくん登場。
シャインのもとに、ジャクソンが頼りそうな女性がいるという情報を持っていきます。
もう本当に優秀だな、サッチャーくんよ…。

というわけで、リードたちが遺体に細工をし終えて一息ついたところで
警察だ!とドアを叩くサッチャーくん。

…ここでリードくんがビクッとするところのマシューの演技がすごく好きで…。
なんか寝起きの演技とかこういう演技とかすごい上手い気がするんですが
それはファンの贔屓目なんでしょうかねやっぱり、そうですか…。

遺体を隠して(ホントこの役やりたくない…)、リードたち逃亡中の3人も隠れて
ミミちゃんが対応。サッチャーくんだけでなく、シャイン警部補も来ております。

ジャクソンとのことを遠回しな表現で訊くサッチャーくん紳士すぎて可愛い…。

そんでもって目の前で下ネタトークされた上に
帽子をけなされる可哀想なサッチャーくんかわいい



この辺の3人のやり取りも可愛くて好き…。
特になんでこんな話聞かされてるんだという顔のリードくんがたまらん。



というわけで、なんとかシャイン警部補を追い返すことが出来たわけですが、
サッチャーくん、入れ歯の袋に気づいた模様。

でやっぱり出ていくべ、というリードに、目的を改めて訊き、
じゃそのまま続ければ(ここにいれば)というミミちゃんが最高にいい女だ…。



で、スーザンはウォルタース夫妻の家に。
やはり前回、ミミちゃんから新しい使用人の募集があるのではと言われたスーザンが
潜り込ませていたようです。
…しかし何やら色々フラグが立っているような…。

ジャクソンとリードは例の遺体を日中人が来そうなところに放置。
リードはマチルダがろうそくを灯さないか見てくると言い…。

日本方放送版では次の朝、サッチャーくんがその遺体を見に来るところからでしたが、
以下のようなカットシーンがありました。

夜、リードの家では(冒頭近くでカットされていたシーンの)
サッチャーくんとのケンカで怪我をしたドラムの手当をマチルダがしていて、
ドラムくんがシャイン警部補に目をつけられていると言い、
マチルダが、リードはドラムの忠誠心に感謝していると伝えます。

ここはもう4話をご覧になった方ならわかるかと思いますが、
4話のあのあたりへの伏線というかなんというか、な感じもしますが、まあなくてもいいかな。
冒頭のケンカのシーンをカットしてしまっているわけですし。

そしてマチルダが今日こそ床で寝ないで欲しい
(自分とベッドで寝て欲しい)というのですが、
世間にどんな目で見られるか…もちろん、嫌なわけはないんだけど、と断るドラムくん。
そして一人で寝室にいったマチルダは、一瞬窓の外を見たあと、
厚いカーテンを閉め、それを見たリードは残念そうな顔で帰ってゆくのでした。。。

…ドラムくんが断ってなかったら何も知らずにリードくんは
外でじっと見守ってることになっていたのか…お父さん、哀れ…。

で、これはこの話のラストあたりのシーンにかかってくるわけですね。

まあ、なんとうか、今まで読んでくださっている方にはバレバレだと思いますが、
ワタクシ、正直ドラムくんには興味がほぼないと言うかむしろ苛立つことのほうが多いし、
この二人にはいわゆる萌え的なものを全くと言って良いほど感じないので(スミマセン)、
こういうシーンをばっさりカットしてくれてる方が精神衛生上良いのですが、
もちろん逆の方もいらっしゃると思うので、その方々には残念なことでした。。。

なんか今回編集してる人は、私と「リッパー」感や趣味が似ているのだろうか(今のところ)

で、朝サッチャーくんが遺体を発見。
ダヴ警視監のところにも連絡が行ったり、ウォルタースがダヴの机から書類を盗んだのを
チャドリーさんにバレたんじゃないかな的な感じだったり。

検視室でダヴ警視監、シャイン警部補、そしてサッチャーくんそして離れたところでドラムくんが
例の遺体を取り囲んでいて、ダヴが焦って徹底的に解剖しろ!
とかなんとか言っているところにカステロ記者がやってきて遺体の件を訊いてくる。

この件を大きく書かれるとまずいダヴ警視監は、切り札を使うしかないとカステロ記者に
リードによるホラス・バックリィ(S3E2)の「正当殺人」に対しての、
グレイス巡査の目撃証言がおさめられたファイルを渡します。

証言内容は、間違いなくあの日グレイスくんの取った行動と目撃した内容なわけで、
彼は警官として正しく証言していたようです。
個人的には久々にグレイスくんの声が聞けて嬉しい…。

そう言えばグレイスくんはどうしたんだろう。
こういう証言をしたということは、結局もみ消したH署が嫌になって移動願いを出したのか
…はたまた警察自体やめちゃったのでしょうか。

グレイスくん役のジョシュ・オコナーさんリッパーS4、S5の撮影頃、
リード役マシュー・マクファディンの妻キーリー・ホウズが主演の"The Durrells"というITVドラマで
キーリー演じるルイーザ・ダレルの長男ローレンス・ダレル(実在の作家)を演じたりしていたのですが…。
(なかなかの人気で現在シーズン3まで撮影終了)



末っ子ジェラルド・ダレルの「虫とけものと家族たち」をベースにしたファミリードラマで
原作の翻訳版を読んだ後、シーズン1のみDVDを買って観てみましたが、
個人的目当てのキーリーとジョシュさんが良くてそれなりに楽しめました。
(まあ、キーリーは「ライン・オブ・デューティ」S2,S3のリンジーの方がめちゃくちゃ良かったですが)

マシューがリッパーの撮影中にキーリーが「私はこんなとこでロケしてまーす」、と
綺麗なコルフ島(ギリシャの島)の写真を送って自慢してくるもんだから
「俺なんかこんなとこで撮影してるのにー!」とマシューはダブリンの暗い建物の写真を送っていたらしい…
あんたら何やってるんだ…。

とか、話が脱線しすぎました…すみません…。

そんなわけで、例の遺体の件よりも、リードくんによるバックリィ氏の殺害について
(その他S1E1やらS1E7やらの件)のほうがデカデカと新聞に出てしまい
マチルダに読まれたらまずいと焦るリードくん。いやいや、絶対読むから…。

そしてリードの動き方の理由がよくわからず、
そしてどうもダヴ警視監の動きが怪しいと感じているシャイン警部補は
サッチャーくんを伴ってスター紙の編集部へ行き、カステロ記者に知ってることを話せと、
しかし、これがまたものすごく強引、卑劣なやり方で、
サッチャーくんは一度は止めようとするものの、凄まれてあっさり退室…。
頑張れサッチャーくん…。

結局恐怖のあまりナサニエルの存在と、リードとダヴの駆け引きは彼をめぐるものだと
シャイン警部補に教え、彼女はなんとか事なきを得ます。

リードくんの願い虚しく、記事を読んだマチルダは、かつての自分が暮らしたあの地下室へ。
セオドアが書き残した文字を目の当たりにしてショックを受け、ベッドでそのまま寝てしまいます。
…いや、あの、そのベッドで寝ちゃうんですか?!たしかにマチルダのベッドだけども…。
…スウィフト氏、そこで死んでたんじゃ…。

で、逃亡中の3人はウォルタースが盗んできた書類により、
ダヴがロシアからオオカミを取り寄せていることを知ります。
ああああ、オオカミを巻きこまないでくれ…嫌な予感しかしないですぞ…。

しかし、そんな珍しい獣…とか言ってるけど、見た目犬だからね、多分巷の人は見たらガッカリしますよ…。
動物園でオオカミ眺めてると、行き過ぎる人の多くが「犬じゃん」とか言ってましたから、実際…。

というわけで港にオオカミちゃんたち到着うううう…
ん?なんかワンとか言っててこれほんとにオオカミ??
うちの犬の友達の狼犬、ワンって言えなくて要求吠えも遠吠えっぽくなってたんですが…?
なんとなく全体的にオオカミじゃない感じもするけど…どうなんでしょうか…。
ちなみに一応、飼いならされてオオカミはワンと吠えるようになるという報告はあるそうで…そうなのか。

で、マチルダが家に戻ろうとすると途中でリードくんが声をかけ、
メモをドラムくんに渡してくれないか?といいますが、
もちろんマチルダ的にはバックリィ氏にしたことは何だということになり。
個人的には"Mr Buckley was not a big man, not nearly as big as you, Father."
というのがなんともツボでした。

それにしてもこの件は、シーズン3の時からこうならなきゃ嘘だろと思っていたので
本当にこの展開になって嬉しかったりしました(ごめんねリードくん)

そしてリードくん、スーザンに大人気なく八つ当たり。
そしてS3E4見たくなるというか。


字幕だと" pin you to the wall"の方が省略されてしまっていたのでちょっと残念でした。

もちろんスーザンの嘘のせいなので完全な八つ当たりという訳ではないのですが…。

ここまで言うことないだろ…今更…ジャクソンはどうしたらいいんだよ。



ということでダヴの思惑通りオオカミに惹きつけられてやってくるナサニエル。

"Ain't you both beauties, eh?”っていうところとかすんごい好きで、ナサニエル株ストップ高。



オオカミたちはダヴ氏はお嫌いな様子。

そして…彼ら兄弟を追い詰めたと思いこんでいるリードくんとジャクソンも登場するも、
ドラムくんからダヴ氏にこの情報が漏れている。

これはもう冒頭の夢からの新聞記事にリードの態度で
リードを信じられなくなっているマチルダがそうしようと判断したということですよね。

そんなことより(こら)オオカミちゃんたち…ああ、予想通り…。
とりあえず、ジャクソン株ストップ安。

で、ウォルタースの正体?もバレてるよ、ということで
まあ今までフラグ立てすぎました…。
と言うかチャドリーさん怖すぎだし、
これ黙認してる警官大丈夫か(いや黙認しないとむしろ立場や命が危ないのですが)

そしてとうとう(カットされてたシーンでは拒んでいた)
ドラムくんはマチルダに…。リードくんに殺され…いや、マチルダのほうが怖いか。

…一方、作戦に失敗した3人がでアレクサンドリアに返ってくると、
建物の影にサッチャーくんの姿が。
あの入れ歯の袋を見てここが怪しいと思っていたと。

リードくん、ほんとなんもわかってないなというひどい態度で接しますが、
サッチャーくんは、シャインはいないし、逮捕する気はない、と。
「あなたに認めてもらえなくても何か社会の役に立ちたい(日本語字幕)」
"Despite your low opinion of me, Mr Reid, I will see some good done in this uniform."と。
リードたちがやったと書かれていることが本当だろうがどうだろうが、
もうシャインに仕えることは出来ない、と。

おそらく、正義とは何か、という問題がドラムくんとサッチャーくんの
対象的な二人を通して書かれているんだろうなと思います。
ドラムくんはとにかく真面目で文字通りの不正が許せないタイプ。
サッチャーくんはいい加減には見えるけど、本当に悪いことは絶対に許せないタイプで、
好奇心が旺盛で頭が良いので普通ならば目にしないことまで目に入ってしまうのかなと。

もちろん、ドラムくんははじめからシャインには反感を抱いていて、
サッチャーくんはリードたちに協力しようと思ったのはシャインの非道さに嫌気がさしてであり、
ダヴのことは気に入らないと思っていたものの、
そこまでのことになっているとは思っていなかったと思うのですが。

サッチャーくんとドラムくんの対象的な動きはまたこの後の回でも描かれていきます。

そして、ダヴはナサニエルを気遣うような態度を見せつつ、ロンドンから遠ざけることに。
ナサニエルがダヴのことをガスタスって呼ぶのかわいいよね、とかなんとかで
第3話感想に続きます!

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