I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
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「リッパー・ストリート」シーズン4日本放送E4雑感とE5+E6+E7関連動画など

というわけで、本日2つ目(日付的には3つ目)の記事です。

マシュー・マクファディンが主人公エドムンド・リード警部補を演じる
「リッパー・ストリート」("Ripper Street")。
シーズン4の第3話、第4話が日本初放送となりました。

そんなわけで(?)第4話のことをぼちぼちと。

※以下、シーズン4第4話のネタバレ含みます!!

第4話"A White World Made Red"

この話は色々とありますが、
個人的にはなんといってもサッチャーくんが可愛すぎる回という認識なわけですが、
とりあえず、頭からなんとなく順を追って…。

冒頭、マチルダが夜本を読んでいるところからスタート。
大変珍しい、リードくんのナイトガウン姿がちらっと見られて嬉しいとか、
そういったことはおいておきまして…。

読んでいる本は、アイルランド出身の作家、
ブラム・ストーカーによる著作"Dracula"(「ドラキュラ」)
この本は、1897年、つまり「リッパー・ストリート」シーズン4の舞台となっている、
まさにこの年に発表されたものです。

「リッパー・ストリート」に出てくる社会問題等について知りたいと、
資料をぼつぼつ探している最中ですが、日本語で出ているものは、
ディケンズ(時代がちょっと違う)とか、ホームズ(なんとなくズレてる)とかばかりで、
なかなかピンとくるものが見つからなかったのですが、
あまり期待しないで図書館で借りて、自分が探していたものドンピシャ!で
購入したのが、この作品の研究書でした。

丹治愛『ドラキュラの世紀末:ヴィクトリア朝外国恐怖症(ゼノフォービア)の文化研究』東京大学出版,1997.


内容は以下の通り(目次より)。
---
イントロダクション
1.ドラキュラの謎
2.ドラキュラの年は西暦何年か 

帝国主義の世紀末
3.侵略恐怖
4.アメリカ恐怖と「栄光ある孤立」の終焉

反ユダヤ主義の世紀末
5.ユダヤ人恐怖と外国人法の設立
6.混血恐怖とホロコースト

パストゥール革命の世紀末
7.コレラ恐怖と衛生改革
8.瘴気恐怖と細菌恐怖

おわりに
---

こちらも絶版なのが残念。
もしご興味があって、お近くの図書館にあれば読んでみて下さい。

そう言えば、私はまだ作品の方を読んでいないのでした…
そろそろ読んでみたいなと思います。

原書であれば、やはりInternet Archiveで閲覧、ダウンロード可能です。
(ものすごい書き込みがあるけど)


と、また話が脇道にそれました…。


で、OPあけのマチルダとリードのやり取りのあと
(ツンツンしたマチルダがかわいい)、
日本放送版ではすぐにジャクソンたちのシーンになりますが、
アメリカ版ブルーレイでは、ドレイク家のシーンが挟まっていました。

泣いているコナーをドレイクがあやしますが、効果がなく、
ローズが以前ジャクソンに教えてもらった歌を歌うとコナーは泣き止みます。
「子供向きの歌とは思えないけど」というドレイクに、
ローズは「でも効き目があるんだからいいじゃない」と返します。

この歌は1870年位からアメリカで歌い継がれていたものだとか
なんだとか(あくまでもWikipedia情報)。

なんだかんだで食肉貯蔵庫のシーン。


尋常ではない状態の遺体を見たリードとドレイクが、
リード:"Jackson"
ドレイク:"Jackson"
というシーンにニヤッとしてしましました。
ギクシャクしていた二人が、「いつもの二人」に戻った!ということで。

「アメリカ人ですか?もう呼んであります」、
というサッチャーくんが可愛いですね、はい…。

で、またもろもろで(こら)ラボでの女性の遺体の検視シーン。
このシーンを見て、前回のカキ商人の時に続き、
リードは洞察力に優れ、知識が豊富な人物であることが改めて描かれます。
やっぱり格好いいな、リード…とか思ってしまう。

で、ロンドンホスピタルに行ってくるようにドレイクに言われたリードが
"I shall, Inspector."というのが可愛い…。

もちろん、ドレイクがリードにロンドンホスピタルに行かせたのは、
リードにとって因縁のある場所だから
(ここがかつてジョゼフ・メリック氏が入院しており、そしてシャイン警部補に殺害された場所だから)
なのですが、そのセリフはカットはされていなかったものの、
字幕ではすっかり無視されていましたね…。

で、搾取工場に向かうドレイクとサッチャーくん。
ここで被害者について何か知っていそうな女性、
マグダレナを署に連行。

被害者の名前はアグニエシュカだということがわかります。

その後のマグダレナとのシーンの
サッチャーくんが可愛すぎましたよね。

とかなんとかで(こらこら)ロンドンホスピタルのリードのシーンへ。
日本放送版では、いきなりトリーヴス医師が記録を見ながら
リードに情報提供するシーンから始まっていますが、
この前に、トリーヴス医師がメリック氏の事例について、
彼を解剖した時のスケッチを示しながら講義をしているのをリードが聞いており、
その内容に対し、リードがトリーヴス医師に一言言い、
またトリーヴス氏に嫌な顔をされるというシーンが挟まっていました。

トリーヴスくん結構好きだったので、がっつりカットされてしまって残念でしたね…。
と、科学少年リードくんの科学者の倫理観への疑問のようなものが垣間見られるシーンでしたが、
まあ、ここは仕方ないか…。

で、検視室のシーンに。
ジャクソンは、ドラムくんとサッチャーくんだけでなく、
リードとドレイク以外の署員の血を採取しまくっていたようで。

ここでもリードくんの知識が披露されます。
ジャクソン、すぐに答えが帰ってきて嬉しそう。
でもドレイクも頑張ってついてきています。

それにしても、ドレイクの血だけがマッチしたら、
と言われたときのドレイクが可愛すぎる…。

ドレイクが可愛いといえば、ニューゲート監獄の
プロビン医師のところに行った時にそしらぬ?顔で
棚のガラスを破って中身を取り出すシーンも可愛かったですね。

それと、マグダレナはどこだ!とプロビンをボコボコにするサッチャーくんを
"Explain yourself, son!"と止めるところもかわいい。

サッチャーくんが、マグダレナをあんなに心配するのは、
もしかして妹ちゃんに重ねて見ている部分もあったのかな、
とか思っていますが、どうでしょうかね。

そんで、そのあとドラムくんにピンチが!のシーン。
もう、マチルダの名前を見たときのリードの表情が最高です。
それにしても、いきなり女の子にあんな本を押し貸しされて、
しかもその父親(しかも上司)には目をつけられるし、ドラムくんが不憫すぎる。

その流れの中で事件の真相がわかる、という流れ。

その前に、子どものためならどんな罪でも犯す、
と言って、ジャクソンに「共感してるのか?」と言われていたリード。
娘の病気がおそらくポリフィリン症であること、その症状を聞いて
"One might consider it a moral imperative to seek to spare a child from such suffering."
(そんな症状から子どもを救う手立てを追求するのは、道徳的要請だと考えるかも)と言います。
字幕だと「病の子供を救うためなら道徳的に許されるのか?」になっているので、
ちょっとニュアンスが違ってしまって、
あんたさっき言ってたことは何だったの、となってしまっていたような。

ちなみに、子どものためにどんな罪でも犯す、という考え方は
リードのマチルダことからのバックリィ氏への仕打ちもそうですし、
スーザンもそう、この作品の根底に流れるもののひとつかと思いますが、
それは親の自己満足でしかない、子供を言い訳に使っている分
さらに質が悪いと私個人としては思うのですが…。

まあ、そのあたりはおいておいて、
その後、サッチャーくんを呼ぶリード。
字幕では以下のようになっていました。

リード:「フランス人の行方は?」
サッチャー:「まだです」

実際は

リード:" How's your French, Sergeant?"(お前、フランス語はどうなんだ?)
サッチャー:"Uh, worse than my Polish, sir."(ポーランド語より酷いです)

という会話で、それなら、大声で叫ぶんだ、と言っています。

で、もろもろで、サッチャーくんが出血多量のマグダレナに
俺の血を輸血して!とジャクソンに言っていましたが、
事件が解決したあと、ジャクソンがあの歌を歌いながら二人の処置をするシーンがありました。
そして、それを聞いたドレイクは、ローズが歌っていたあの歌はジャクソンに教えられたもの、
つまり、ジャクソンがコナーに会っていたことを、コナーが喜ぶことを知っていることを知ります。
そして、帰宅後、ローズを問い詰めます。
ローズは、あれはただの歌で、コナーは誰が彼の父親かわかっている、
つまりドレイクこそが彼の父だ、というのですが…。

そして、もう一組の親子のシーンに移ります。
朝食時、マチルダがドラムに貸していた本を手元に置くリード。

マチルダが、リードはドラムのことを気に入らないのかと訊くと、
リードは、私もお前も彼のことをよく知らない、と答えます。

マチルダは、それでも彼のことが好きなので、
彼を知るためにテストしたのだといいますが、
リードは、好きな本を貸すのはマチルダのことをドラムに伝える手段であって、
ドラムがどんな人間かをテストすることにはなっていない、と言い、テストをするのは良いが、
それにドラムが合格したか否かは教えてほしい、とマチルダに告げ、優しく微笑むのでした。

もう、ここのリードの表情がたまらなく優しいんですよ…。
この親子のシーンもできるだけ削ってほしくないなぁ、と思うのは、
私がこの親子見守り隊だからなのか(何者)
いや、でもこのあたりはシーズン4後半と、シーズン5にも
かかってくると思うので…って、かかってくるシーンばっかりなんですけどね…。

それと、今後の展開を考えると、
ドレイク家のシーンは削っちゃだめだと思うのですが…。

それに対して、スーザンのシーンは個人的に
もう少し削ってもいいのかな~と思うのですが…。
まあ、個人的にこのシーズンのスーザンが
ものすごく苦手だからというだけなのかもしれませんが。。。

そんなわけで(?)
次回2016年12月22日放送の第5話、第6話、第7話(最終話)
のトレーラとクリップ、そしてBTS動画を貼り付けておきます。

放送は21:45からなのでお間違いのないよう!

なお、これらもアマゾンUKがアップしているものなので、
放送の第5話がEpisode 4、第6話がEpisode 5、第7話がEpisode 6
という表記になってます(やっぱりわかりづらい)

Ripper Street Series 4 Episode 4 Trailer | Amazon Prime


“Don’t worry Benito, I ain’t getting any ideas."



Ripper Street Behind the Scenes - Episode 4 | Amazon Prime


Ripper Street Series 4 Episode 5 Trailer | Amazon Prime


Ripper Street Behind the Scenes - Episode 5 | Amazon Prime


Ripper Street Series 4 Episode 6 Trailer | Amazon Prime


Ripper Street Behind the Scenes - Episode 6 | Amazon Prime

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2016年12月22日(Thu) 17:18
Re: No title
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鍵コメさん、コメントを有難うございます♪

ですです、何事も、意味があるのがリッパーです(多分)。

そうですね、特に子どもがらみの事件はどうもそうなりがちで。
どうももやもやしてしまうことが多いです…面白いんですけどね。

サッチャーくん、彼はいいやつでほんと可愛いです…。
そしてかなり優秀な刑事というところもポイント高いです。

E4のBTS動画に流れているバンジョーのBGMは、S1E1からおなじみ!の、
コミカルなシーン(特にジャクソン絡み)に流れるものですよね♪
サントラでのタイトルは"Telegraph"で、
S1E1の、まだうまく電信機を扱えないホッブスくんに、
リードが「使い方は習ったんだろ?未来に乗り遅れるぞ!」と言って、
ドレイクが「緊張するじゃないですか」というようなことをリードに言い、
ジャクソンが「お前が人間の進歩を妨げてる」というようなやり取りのシーンが大好きだったので、
この曲がこの名前で嬉しかったです…(笑)

今の状況を考えると、
ああ、本当にこの頃が懐かしいですよね…。
そしてみんなどうなってゆくのか…という感じですよね。

ドレイク家のシーンのカットの仕方は、本当にもう少しどうにかならなかったのかな、と…。

マチルダは、たしかにそうですよね。
あの二人から赤毛の子が…?というところからもそうですし。
でも、とにかくマシューとアナちゃんの演技の相性が良くて(少なくとも、私はそう感じて)
見ていると、本当に親子のシーンが良くって、そんなこと忘れてしまいます。
マチルダを演じたのがアナちゃんで、本当に良かったと思います。
2016年12月24日(Sat) 00:52












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