I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
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"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense" at Duke of York's Theatre(2014)

2014年1月3日と1月4日にロンドンのデューク・オブ・ヨークズ・シアターで
"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"を観てきました!

劇場入りのマシューに会っちゃった!(1月3日)はこちらの記事で。
観劇後の出待ちしちゃったよその1(1月3日)はこちらの記事で。
観劇後の出待ちしちゃったよその2(1月4日)はこちらの記事で。

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"は
英国出身の小説家、P・G・ウッドハウス(P.G.Wodehouse)によって
1938年に発表された、『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』
を元にした新作舞台作品。

「ウースター家の掟」はいわゆるジーヴスシリーズの中の長編作品の一作。

シリーズの語り手で、主人公は舞台ではスティーヴン・マンガンさんが演じる
バートラム・ウースター(通称バーティ=Wikipediaによると、伯爵位継承予定者らしい)。
自分で自覚しているが余り頭は良くないが、
ある意味で人のいい性格のためか友人や親せきのトラブルによく巻き込まれ…。

マシュー・マクファディンが演じるジーヴスは、
バーティの物知りでそつがない、完璧なまでの従者。
危機に陥ったバーティやその友人たちをその頭脳で助ける…
というのがシリーズのパターン。

大体今回の舞台も筋はそのままなので
『ウースター家の掟』のあらすじはこちらの日本語版Wikipediaをご参照ください。

…ただし、上記説明やWikipediaページを読んでも、
おそらくその面白さはわかりづらいと思いますので、
ぜひ原書でも翻訳でもいいので原作を読んでみてください!
原作の紹介記事はこちら
思わず声をあげて笑ってしまうほど面白いです…!

で、この舞台版はどうだったかというと…


の、前にひとまず公演情報など…。

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"
原作:P.G.ウッドハウス
脚本:グッデイル兄弟
演出:ショーン・フォーリー
出演:スティーブン・マンガン(バートラム・"バーティ"・ウースター)
   マシュー・マクファディン(ジーヴス+α)
   マーク・ハドフィールド(セッピングス+α)

※公式サイト上の制作陣、出演陣の一覧は以下の通り※
Matthew Macfadyen as Jeeves
Stephen Mangan as Bertie Wooster
Mark Hadfield as Seppings

The Goodale Brothers : Adaptors
Sean Foley : Director
Alice Power : Set and Costume Designer
James Farncombe : Lighting Designer
Max and Ben Ringham : Sound Designers
Sarah Bird CDG : Casting Director
Michael Gyngell : Associate Director
Mark Goucher : Producer
Mark Rubinstein : Producer
Adam Blanshay : Associate Producer
Eleanor Lloyd : Associate Producer

上演劇場:デューク・オブ・ヨークズ
上演時間:2時間20分(休憩込)
上演期間:2013年10月30日(プレスナイト:11月12日)
     -2014年09月20日(初演のうち主演2人は2014年4月5日まで、10月よりUKツアー)
プレ公演:2013年10月10日-19日リッチモンド・シアター
     2013年10月22日-26日シアター・ロイヤル・ブライトン

最初にこの舞台のことを知った時、
「自分は全然知らないけど、周りに結構お好きな方がいらっしゃる
ジーヴスってやつ?これマシューがやるの?」と思って
「そういえばマシューって上級使用人が似合いそうだけどやったことなかったよね!」
というのが次。

原作を読んでみて、ものすんごく面白くて、
もちろんとってもマシュージーヴス楽しみだったのですが、どこかで

「…あまりにマシューで簡単にイメージできて…
俳優マシュー・マクファディンを堪能するには
あんまりおもしろくないかも、セリフも動きも少なそうだし…」

というのと、なんとなく、
あの原作をそのまま舞台でやることに対する漠然とした不安というか、
そういうものもあったのでした…。

そして
「ガッシー(イモリマニアのバーティの友達)はどんな人がやるんだろう?
ガッシーを好きな俳優がやってくれたらうれしい、
そうでなくてもガッシー役の俳優さんには持っていかれるだろうな…」とも。

ところがふたを開けてみたら以前の記事でもご紹介した通り、
なんとこの舞台は3人芝居!
キャストが気になっていたガッシーも
若い女子たちもマシューがやるだって…?!!!

しかもマシュー、マンガンさん、ハドフィールドさんはみなRADA出身、
RADAっ子3人芝居なんて私得でしかない!

その上マシューとマンガンさんは、RADAで学年ひとつ違い
(マンガンさんの方が一学年上で、年齢は2歳上)で当時から割と仲が良かった?
とのことですし、1998年のCBJ公演"Much Ado About Nothing(から騒ぎ)"
と、同年のRSC公演"The School for Scandal(悪口学校)"で共演。
しかも、上記二作で二人セットでイアン・チャールソン賞
(簡単に言うと30歳未満の舞台で活躍した俳優に送られる賞?)
にノミネートされていたようだし、この二人の演技の相性、
きっといいんだろうな、と、どんどん期待が膨らんでいきました…!

実際ご覧になった方の感想や、プレスナイト後に出た劇評からも
かなり期待できそう…!と!

そして実際観て、その結論から申しますと…
「期待以上に面白かった…!!!!!!」でした!

マシューに関していうと
私がこんなにマシューが大好きな理由の一つに
毎回全く違ったタイプの役を演じる、というのがあるわけですが
(映像だとトムとリードは若干キャラ被ってるかな、と思うけど)
今回は一度にやっぱり今まで演じてきたものと全く違うタイプの役柄を
一度に5人(+1?)を見せてくれちゃったわけです…!
しかもコメディセンスも抜群!と思っているわけですが、そこもいかんなく発揮!

あのデカい図体で軽やかに動きまわる姿にときめき(笑)を隠せませんでしたよ!

マンガンさんバーティもかわいすぎ!で
そんでもってもちろん彼のコメディセンスもやっぱり抜群!
(マシューと違って世の中的にはマンガンさんはコメディアン寄り扱い?ですよね?)

プレスナイト開けてすぐにマンガンさんが
肺炎になっちゃった時はそれはそれは心配でしたが、
彼のバーティが見られて本当に良かったです…!

普通にやったら、いくらマンガンさんがかわいくて若く見えるからと言っても
若干齢が行ってる感は否めない(何せバーティは20代半ばだし)ですが、
あの舞台ではもう無問題!

そして忘れてはいけないのがハドフィールドさん!!!
もう、素晴らしすぎました…!ある劇評では、
「主演二人も良かったけど、何よりハドフィールドさん!」
と書いていたところもあったんですが、納得!

実は1月3日の公演、ハドフィールドさんが休演されていて、すんごく残念、と思って…
アンダースタディを立てていなかったのか、
元々アンダースタディを兼ねていたのかはわかりませんが、
なんと脚本を手がけたグッデイル兄弟のうち、
ロバートさん(もともと俳優さんらしい)が代役で、
それはそれでとても素晴らしくて面白かったのですが、
ハドフィールドさん版を見て「やっぱり全然違う…!」と思ったのでした。

ちなみにハドフィールドさんは
どうやらケネス・ブラナーとRADAで同期だったらしく、
仲も良いようでケネス作品にちょこちょこ出ていらっしゃる様子。
今度出演作ちょっと観てみようと思います…
(ルーファスフォーティンブラス目当てで買った
「ハムレット」まだ観てないからそのあたりから…)

で、舞台装置も役者(マシューとハドフィールドさん)が
展開したりでそのあたりも面白かった!
本当に、上手いこと舞台化したな、という感じで…!
初めから終わりまでず~っと笑いっぱなし!大満足!
私にとっては全てがとっても愛おしいお芝居で…!

私は元々原作を読んだことがなく、
マシューが舞台やる、と発表があってから原作シリーズのうち、
あわてて「ウースター家の掟」までの4冊を読んだわけで、
ヒュー・ローリーさんバーティとスティーブン・フライさんジーヴスの
ドラマ版も(観てみたいとは思いつつ)全く観たことないですし、
その上発表あってからずっと舞台版の情報を追い続けて、
マシューはもちろんですがマンガンさんも、ハドフィールドさんにも
すっかり愛着がわいてからの観劇でしたので原作ファンの方やドラマ版ファンの方、
または原作やドラマをあまりご存知なくて、出演者にも特に愛着のない
純粋に舞台作品としてご覧になった方がどう思われるかわからないのですが…。

(ちなみに今のところ自分が知っている限り
原作ファンやドラマ版ファンの方にも評判は上々です♪)

最初に出たトレーラー。
これともまた雰囲気がすこ~しかわっていました♪


プレスナイトのお客さんや
マシュー+マンガンさんコメント付きトレーラはこちら!


好評につき?上演期間は2014年9月20日まで延長され、
マシュー、マンガンさんは4月5日までの出演。
まだ間に合います!

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"公式サイト
"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"チケット販売


以下、覚書のような感じで、いわゆるネタバレ感想書いていきますので、
ご覧になる予定で、ネタバレ?避けたい、という方はご注意を。

と言っても、ヒアリング力ゼロな
ただのミーハーマシューファンによる感想なのでかなりアレですけど…。

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1回目(1月3日の夜公演)は10列目
2回目(1月4日の昼公演)は5列目、
3回目(1月4日の夜公演)は3列目に座りました!

10列目は全体が見えて良かったのですが、前の人で隠れるところもあり…。
5列目も良い感じですがやはり前の人で…
3列目は視界を遮るのもは無し!でしたが、低いところがちょっと見えないところもあり
どこも一長一短だった気がします。
まあ、後ろから前にどんどん近づいて行ったのは正解な気も…。

劇場に入ると、トレーラーでも流れていた陽気な音楽が。

今まであまり上演前後に幕が下がっているお芝居に
当たらなかったのですが、MOJOに続き幕が下りていました。

ワクワクしながら上演開始を待つ。
場内がざわついているところに、場内放送がかかりました…
これは…マシューの声ではないですか!
そして会場のざわつきが、一瞬収まりましたが、
すぐにその内容を聴いて会場が笑いに包まれました。
と、いうのも、この場内アナウンス、マシューによる、
ではなく、ジーヴスによるもの。

内容としては
「これはウースター氏による初めての公演で、
彼の脆弱な集中力を乱すので動画や写真を撮ったりしないで頂きたく、
また携帯電話や電子機器類の電源をオフにして頂きますよう」
というような感じ。
(他にも笑いどころがあったようですが英語力なさすぎで…汗)

そしていよいよ幕が上がります!
と、そこにはソファが一つ、バーティ役のマンガンさんが
そこに座って読み物をしています。

そして、お客さんに気づいて…説明を始めます。
彼に起こった出来事を友達に話していたら、
ビンゴ・リトルに、お前それ劇にして演じろよ!と言われた…、と。
このビンゴ・リトルはこのお話「ウースター家の掟」には出てこないものの、
シリーズの他の作品を読んでいる人にはおなじみの存在。
バーティがお客さんに「ビンゴ・リトルを知ってる?」と訊いたりして
お客さんから笑いが。

で、バーティが一人芝居を始めようとするのですが…
自分とジーヴスの役をやっているうちに訳が分からなくなり…
「ジーヴス!」と呼ぶと、ソデ(というか脇の扉)から、
すっとマシュージーヴス登場!

落ち着いた感じの声でしゃべるのかと思いきや、
声を張り上げる感じでしゃべっていて
(しかも若干いつものすばらしく良い声よりは割れ気味?)、
ちょっと意外でもありましたが、
まあ、想像の範囲内のジーヴスかな、という感じ。
ちなみにマシュージーヴス、ちょっと目を伏せ気味に、
しかも観客席の方を見まわすことが多く、
特に2回目3回目はジーヴスマシューと目が合いまくった気が…
(←間違いなく気のせい)

なんやかんやで、バーティの(ダリア)おばさんの執事である
(ヨボヨボの)老セッピングスにも協力を頼み、3人で芝居をすることに…。

…と、いうことで、これは劇中劇なんです。
配役としては

スティーブン・マンガン:バーティ



マシュー・マクファディン:ジーヴス



マーク・ハドフィールド:セッピングス(これはダリアおばさんですけど!)



…以上。
で正しいのでした。

ただ、ここが面白いところで、マシューとハドフィールドさんが
各キャラを演じているのか、ジーヴスとセッピングスが各キャラを演じているのか…
素人くささをはっきり出しているところと、
思わずそのキャラクターとしての演技に
見入ってしまうところがあったりで曖昧になってくる。
とにかくいろいろな趣向で飽きさせないのですよ…!

舞台装置もジーヴスやセッピングスが作ったり動かしているという設定
(どこまで実際マシューやハドフィールドさんが動かしているのか、
素人の私にはよくわかりませんが、動かしているようには見えます)。

大道具を裏で作って(という設定で)、
ポケットに工具が入ったエプロン姿で出てくる
マシュージーヴスがかわいすぎ…(笑)

で、劇中の登場人物が、役を演じる…で初めてでてくるのが
セッピングス扮するダリアおばさん!これはもう会場笑いの渦!

ここでも、すぐに「ハドフィールドさん演じるダリアおばさん」
になり、おかしいながらも「ダリアおばさん」として芝居を見ていたのですが…
バーティがおばさんの家を出る、ということろになって
扉を開けさせ、見送りするように言いつけるダリアおばさん…しかし、
もちろんセッピングスが演じているのでそれは不可能。
「あ、そういえば無理だったんだ…」という間をおいてから
「ウースター氏は自分で扉を開けるから大丈夫よ!」と(笑)

そして次に登場する、劇中のキャラクターが演じるキャラクター。
ハドフィールドさんが演じる骨董店店主と…

…マシューが演じるサー・ワトキン・バセット!
もうね、かわいいですよ…!白髪のかつらに髭にパイプ…!
ここも「素人芝居を演じている」という設定が効いていて…(笑)

実は、マシュー(というかジーヴス)の顔につけひげをつけているのではなく、
パイプに髭がついていてパイプを咥えていないとヒゲが…!
という状態になるのですが、思わずジーヴスがパイプを口からはなしてしまい…
「あ…っ!」となって慌てて咥えなおす、というシーンが(笑)
もう、マンガなら目が飛び出てるような表情でかわいいやらおかしいやら…(笑)

まあ、原作の「完ぺきで無表情なジーヴス」というものに
ものすごく愛着のある方には「え~」と思われるところかもしれないんですが(汗)

ちなみにマシュー、バセット卿を演じているときは、パイプを咥えつつ、
かなり「がなった」感じで喋っていました
(首から上が真っ赤になっててかわいかったです…)
それでジーヴスの時も声が割れ気味だったのかな、とも思いました。

でも芝居やってない時、普通に喋る時はいつものあの声でしたし、
もう2か月以上演じてきて、舞台上でもそこまで酷い、とか荒れた声、
という感じも受けなかったので、まあ大丈夫なんだろうな、とは思います。
さすがに訓練を積んでいるだけのことはあるなぁ、とも。

そして、ロデリック・スポード!!!
さっきまで骨董店主をやっていたセッピングスが演じるのですが…
セッピングス(ハドフィールドさん、ロバートさん)は小柄でスポードは大男という設定。
最初は普通にちょっとかつらや付けヒゲで出てくるのですが…
バーティが、「彼は2メートルはあろうかという大男で…」と言って
ここでも「えっ…」となり…(笑)その場で台に乗って何とかごまかすのでした(笑)

このスポードが後々どんどん進化(笑)していって、かなりおかしかったです…!
どのキャラクターもですが、特にこのスポードの可笑しさが、
1回目のロバートさんも良かったのですが、ハドフィールドさん版が最高でした…!
(2回目を一緒に観た身内との間で、しばらく"I need push..."が流行ってました…・笑)

セッピングス、設定上ヨボヨボ、なのですが、
舞台装置含めものすごい頑張りを見せていて最高すぎます(笑)

こういう感じで、役も「そういえば誰がやるんだよ!どうするんだよ!」
みたいな感じになったりするシーン(大体「間」と視線で表現)がいくつかあって(笑)

私が一番ツボったのは、マデライン・バセット嬢を誰が…?ってなった時、
それまでバセット卿をやっていたジーヴスが「あああ、もう…!」という感じで
ランプシェードとカーテンをはぎ取って一度退場し、
それをまとって簡易的衣装でバセット嬢になって入ってくるところ…!

このバセット嬢の演技がまたたまらなくおかしくて…!
あの巨体でくねくねと、バーティが口から砂吐きそうな感じの
夢見がち乙女キャラを演じてくれちゃうわけです!(笑)

そしてバセット卿が喋る段になると、「ちょっとそこに座ってなさい!」と
ソファにランプシェードとカーテンを置いて…(笑)

それにしても、もう、今でもマシュージーヴスバセット嬢(わかりづらい)の
「バ~~~~~~~~~~ティ~~~~~~♪」が頭から離れません…(笑)

その後の、間が持たない感じで?ソファーからズルズル落ちていく?
バセット嬢とか、バーティにキスを迫るバセット嬢を熱演しすぎて
"Thank you, Jeeves...!"と言われるシーンとかもうかわいすぎておかしすぎて…!

そして、観る前からすんごく楽しみにしていたガッシー!!!
もうね…かわいすぎますよね…。

序盤のバーティ宛の電報を読み上げる声からして
かわいすぎて期待大、だったんですけどね…!

入ってきて早々にバーティと二人で
再会を喜んではしゃぎまわるところとか
ホントどうしたらいいの…(どうもしなくていい)
ちょっとその飛び跳ねぶりにハル王子思い出したりもしましたが…(笑)

「わ~い!バーティ!わ~い!」みたいな感じで、
例のバセット嬢の「バ~~~~~~~~~~ティ~~~~~~♪」
ってのと全然違う、ジーヴスったら演技派!(笑)

ガッシーは稽古画像やトレーラーにも出ていた便底メガネキャラで、
すんごい近眼という設定のため、部屋から出るときに手探りでドアの取っ手を探したり、
ランプスタンドをバーティと間違えたり、お約束ネタ満載で…
そして、大事な手帳を取り戻すために
スティッフィの「プライベートな部分」に手を…ってシーンの動きが…!
ものすんごくおかしくて…!
(原作ファンには表現が少し下品に映るかな?とも思いましたが…)

ガッシーと言えばイモリマニアなわけですが、
最後の、「僕の大事なイモリたちが…」のシーンでお客さんが
「かわいそうに~」という感じで溜息ついてたのもなんか良かったです…(笑)

もう思い出せば思い出すほど「こんなマシューが観たかったんだよ…!」
と噛みしめてしまうほどマシューガッシーが愛おしすぎて…。
映像でもこういうキャラやったらいいのに…とも…。

そしてそして…。
警官に扮したハドフィールドさん、じゃなかったセッピングスが登場…ということは…!
アバディーンテリアのバーソロミュー登場!!!
すごい!体に棒がついたわんこのぬいぐるみ!(笑)
動きがお約束過ぎて…!警官の足にかみつき、顔に飛びかかり…
(そでで誰かが操っているんですが、
劇中ではジーヴスがってことになってるんでしょうけど、
実際マシューが動かしているのかは不明…衣装替えのこと考えると多分違うのかな)

なんと、放り投げられる形でバーソロミューいったん退場で…
(きゃい~ん!と飛んでいく様がまた古典的なんだけどおかしすぎ!)
バーソロミューを抱きかかえたマシュージーヴススティッフィー登場!!!!!
バセット嬢の時と違ってばっちりメイクして金髪のウィッグ被ってヒール履いてドレス着て…
それなのに(いやだからこそ?)全キャラ中一番ドスがきいた声…!
ヤバい…これはヤバい…。

しかも抱きかかえているバーソロミュー、さっきと違う子…(笑)
パペットになっていて、お尻のあたりから手を入れた
マシュージーヴスが動かしている…(笑)
鳴き声は効果音なのですが、小型犬に似つかわしくない太い声でこれまた笑える…(笑)

おかしすぎて幕間になるころには腹筋崩壊しそうでした…(笑)

第二幕はいきなり風呂入っているバーティから始まって、
またもいきなり会場大ウケ!

アヒルちゃんとお風呂に入ってるバーティですが、
そのアヒルちゃんが飛び跳ね、それをジーヴスがキャッチ!
するはずが、一日目はマシューがキャッチに失敗していました。
2回目にキャッチしたのを見て、
「あれ、やっぱり落としてたんですね」としいたけさん。
(そのあとアヒルちゃんを片手に無表情で立っている
エプロン付けたジーヴスがものすごくかわいかったです…)

他にもいくつかハプニングがあり、
1回目、最初にバーティが数秒で寝巻に着替えるシーンで靴が脱げなかったらしく、
マンガンさんバーティが「靴が脱げなかった~」と言ってました…(笑)

それから、2回目にはベッドに置いた警官の帽子、
置き所が悪かったのかベッドから落ちてしまい…。

こういう「実際のハプニング」には
もちろん何事もなかったように対処、や、
先のマンガンさんのようにキャラクターを生かしたアドリブを使う、
など、当然ですがプロってすごいな~という感じで、
劇中の素人芝居でのハプニングに対する反応との違いも大変興味深かったです。

それから、2回目にはバセット嬢を座らせるバセット卿、のシーンで
ソファの背部分にランプシェードを置くのにマシューがちょっと苦労してるな、とか、
セットが倒れる!(劇中ハプニング)のシーンで一番道具が倒れる角度が大きいな、とか、
2回目はマチネだから?か一番お客さんの反応が良いな、とか…
そういう違いを感じられて、面白かったです!

違い、と言えば3回目の1幕目はマシュージーヴスの声が、
他の2回に比べてさらにちょっと調子悪そう?と思ったのですが、
2幕目には復活していました。
きっと幕間に何かしたんだろうな~と。

かわりに?マンガンさんバーティが何度か
「喉が…!」と言っていて(でもとても良い声でしたよ?)
もしかして…アレ…のせいか…?と思ったのでした。
なんとな~く元気がなく見えたし…(笑)
(何のことかはこちらの記事に…

と、話は戻って…2幕目の個人的山場!
スティッフィーとバセット卿がやり取りするシーンがあるわけで…!
ここでもマシュージーヴスバセット卿が
「スティッフィーを呼びなさい…いや、自分で呼ぶ…」
と言って…(笑)

なんと、半分スティッフィー、半分バセット卿の姿に!
いや、これも古典的手法みたいですが、もうおかしすぎる…。
二人が言い合いをしているシーン…ここだけ…マシューの一人芝居になってて…(笑)

それにしてもこういう時の舞台上にいる他のキャストの
存在の消し方が素晴らしいな、とも思ってしまうわけです。
基本、存在を消して、でも時々参加する…という…。
他のお芝居を見ても思うのですが、
ここでのマンガンさんとハドフィールドさんもさすが、としか言いようがなく!

そして事件?は解決、めでたしめでたし、となるのですが、
最後にジーヴスがバーティにお客さんに挨拶するよう促して…
カーテンコールはダンス!もう…かわいすぎますね…!
グローブ座で感じたワクワク感をすごく思い出し…
私、カーテンコールダンスに弱いようです(笑)

それと、お客さんを巻き込んで、
というのもちょっとグローブ座を思い出してしまいました…(笑)

それにしても、もう3人ともかわいすぎて…。
最初から最後まで、ワクワク、大満足でした…!
ホントは3回目だけスタンディングオベーションしようかな、
と思っていたんですけど、2回目はしてる人いたんですが3回目はいなくて…
イギリスの人って本当に簡単にはしないんだなぁ、と実感しました…。
でも、私にとってはその価値があったと思うので今度機会があったら絶対立ちます!(笑)

お客さんの反応、と言えば、とにかく皆さんよく笑う!
そして、途中で拍手も何度も起こって!
そういうお芝居観るの初めてだったのでノリが良くて
そのあたりもとっても楽しかったです!

本当に観ている方はただただ楽しいこのお芝居ですが、
演じている本人たちにとっては大変ハードだろうな、と思います。
(実際少なくともマシューは体重が減り続けている模様)

でも、そういう事を観ている間は全く感じさせずに
お客さんを楽しませることができるというのは本当にすごいことだと思います!
そして、劇中で「素人芝居」が繰り広げられているわけですが、
これを本当に素人や実力のない人がやったら目も当てられないだろうなぁ、とも…。

そういう意味でも本当に、全てが愛おしくて…
このお芝居でマシューを見られたことを、本当に嬉しく思いました…!

と、他に書きたりないところ色々ある気がします
(マシュージーヴスの片眉毛上げ、とか…)が、とりあえずの感想ということで!
思い出したらまた何か書くかもしれませんので、
その時はまたお付き合いいただければ嬉しいです!

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