I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
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イングランドひとり珍道中2016年12月~2017年1月Day3その4/エーフォウィッチ、ヨーヴィック、ヨーク!(2Jan/2017)

ピーターバラ大聖堂からピーターバラ駅まで小走りで、
なんとか予定のヴァージン・トレイン・イースト・コースト(Virgin Trains East Coast)
に乗り込みました。

今回、鉄道パスを一等席利用にしたのは、
このヴァージン・トレインに何度か乗る予定が有ったというのもありました。

というのも、これに乗ると、無料で飲み物や食べ物がもらえるらしい(貧乏性)
そういえばクロス・カントリーでも飲み物とビスケットをくれたような気もするけど
オーカムの印象が強すぎてあまり覚えていない…。

いずれにしても、ヴァージン・トレインでは席に既にカップが備え付けられていて
なかなかゴージャスな感じを演出しております(小市民)
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席について、列車が動き出すと、検札も来る前からポットを持った人が
「お茶飲む?」「コーヒー飲む?」と廻ってきました。

そしてその後、サンドイッチ、2つ味あるけど
どっちが良い?ポテトチップスいる?とワゴンが廻ってきたり。

そんなこんなで次の目的地に到着。
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ヨーク(York)、結構でっかい駅です。
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アレ?結局検札回ってこなかったような。
普通席ので一等席乗ったり、改札もなかった気がするから
ここまでの切符買わなかったりするせこい人が続出しないのだろうか…。

有名な鉄道博物館が有ったりということですが、
今回はパス、で駅の反対側へ。

この街もまた大聖堂(York Minster)で有名な街です。
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デカイ。
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デカイ。
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なんかデカすぎて外側見るだけで満足してしまい、
中には入りませんでした…(お金かかるし←こら)

「ロビン・フッド」でも
ノッティンガムの代官が行くわけではないですが、
登場したりですが…。

このヨークに来たのはそれが動機ではなく。

このヨーク大聖堂(の基)を作ったのは、ノーサンブリアの王様、
といえばなんとなくおわかりでしょうか。

それとも、ここのひとつの観光的ウリがヴァイキングである、
そしてヴァイキングの時代にはヨーヴィック(Jorvik)と呼ばれていたこの土地が、
その前はエーフォウィッチ(Eoferwic)という名前だったといったほうが良いかもしれません。

そうです、「ラスト・キングダム(The Last Kingdom)」で
マシュー・マクファディン演じる太守ウートレッド(Lord Uhtred)が
戦死したのがこの土地だったからなのです。
(ロケ地はハンガリーですけど)




ロード・ウートレッドかっこいい…と無駄に公式ツイートを貼るな。



本当はロード・ウートレッドが治めていたという設定のベバンバーグ(Bebbanburg)、
今でいうところのバンバラ城(Bamburgh Castle)に行きたかったんですが、
遠いし、車がないといけないしということで、
ヨークであればピーターバラと同じ線で行けるから、
というくらいではあったのですが…。

旅に出る前は本当に時間がなくて、
アングロ・サクソン時代の見どころ的なものが探せなかったので、
ひとまずは、ヴァイキング関連、ということで、
ヨーヴィック・ヴァイキング・センター(Jorvik Viking Centre)という
観光施設に行こうと思っていたのですが、
昨年の洪水で水没してしまったとのことで、現在は改修工事中とのこと。

そういえば、昨年イギリスに来たとき、ヨークが大変なことになっているという
ニュースがずっとやっていたな、とか…。

で、その展示物の一部をヨーク市内に分散させてミニ展示をやっているとのことで、
その中のひとつ、ヨーク・シアター・ロイヤル(York Theatre Royal)
でやっているという、"jorvik: life and death"に行ってみました。

…外観も、内観も写真撮るの忘れました…。
(中は撮っていいか訊くの忘れたので、ということもあり)

芝居観るでも、チケット買うでも、ショップに行くでもなく劇場に来るのは流石に初めて…。

劇場入り口を入ってすぐ右手にある、洞穴みたいな小部屋がその会場のよう。
本当に小さい部屋で、私のほかは昔の人の格好をしたスタッフさんが一人いるだけ。

部屋を見回すと、入り口のところに、
ここは中世の病院の跡ですということが書かれていました。
スティーヴン王によって建てられた(建て替えられた?)とかなんとかで、
まさかここでも「大聖堂」がつながってくるとは。

そういう場所だから、今回"life and death"という
展示の会場に選ばれたっぽいです。

展示は本当に少しで、当時食べられていたものとか、
薬に使われていたものとか、そんな感じだったかと思います。
おそらく、目玉はヴァイキングの女性の骨(レプリカだったかな)と、
そしてもう一つ。

"The Lloyds Bank Coprolite"または、"The Lloyds Bank Turd"と呼ばれる展示物。

"turd"といえばこのセリフ。



はい、まあ、早い話がヴァイキング時代のウ●コです。

…それにしてもデカい。
こんなデカいウ●コする悪魔のウ●コにはかないませんよ、ロード!

とかなんとかで、意味不明なところで最も興奮してしまい、
小学生以下の知能だということがバレる。

まあ、真面目な話、これだけ完璧な形で残っている人糞石ってのは殆どないそうです。
貴重なものを見ることができたなぁ。

…食事中の方申し訳ございませんでした。

…というわけで気を取り直して…。

シアター・ロイヤルを出て、
近くにあるヨーク・ミュージアム・ガーデンズ(York Museum Gardens)に行ってみました。
ミュージアムはショップに入ってみた限り、お金がかかる割に、
個人的に興味があるあたりは少なそうなので、展示は見ませんでした。

公園内には、遺跡が残っていたりします。

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これは"St. Mary's Abbey"という、ヘンリー8世の時代に破壊された修道院跡だそうです。
今回、大聖堂に行く機会が多かったので、ヘンリー8世が
カトリックの建築物や聖遺物等を破壊したという話を何度聞いたり目にしたことかという。
まあ、しょうがないつったらしょうがないのですが…。

こちらは"The Multangular Tower"という、ローマ時代の要塞の跡だとか。
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そろそろ日も傾いてきたので(と言っても14時過ぎくらい)
公園をあとにしました。

なんとなく川を撮ってみる。
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ウーズ川(River Ouse)という川だそうで、
きっとこの町の歴史と深く関わっているに違いない(適当)

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で、ヨークはその城壁の上を歩けるというのでも有名なので、
駅に向かいがてら登ってみました。

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幅は二人並んで歩くのはきついかな、という感じで、
前からも後ろからも人が来るので(ゆっくり写真を撮るために)
追い越してもらったり、すれ違ったりはけっこう大変でした。

大聖堂が少し遠くになりました。
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そんなわけで駅に到着。
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帰りのロンドン(キングス・クロス)までの列車が
今回の鉄道の旅で一番乗車時間が長かったのですが、
スコットランドからで1月2日の夕方にロンドンに着く、ということでか満席で、
デッキ部分に2時間以上立ちっぱなしだったのでした…。

ただ、そのおかげで全然読めてなかった
次の日に見る舞台"Art"のスクリプトに一通り目を通すことができたのですが…。


そんなわけで、Day4その1へ続く!
[ 2017/01/31 21:06 ] 旅行記 | Comments(0) | Trackbacks(0)

イングランドひとり珍道中2016年12月~2017年1月Day3その3/ピーターバラ大聖堂(2Jan/2017)

再びクロスカントリーのレスター方面からの列車に乗り、次の目的地に。
実はこの日に行った場所で当初の一番の目的だった場所。
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ピーターバラ(Peterborough)です。

いくつかの利用客の多めな路線が乗り入れているようで、
比較的大きな(中規模くらい?)駅でした。

このピーターバラは、大聖堂があるので有名な街。
というよりも、大聖堂くらいしか見どころがないと書かれてしまうような街で、
たしかに少なくとも駅前は大きめの道路が走り、
そのそばに大型ショッピングモール(センター?)があるような、
あまり風情もなければ洗練された感じもないような…(スミマセン…。)

その道路の大きさから、地図を持っていたにも関わらず、
大聖堂にたどり着くまでに時間がかかった(道に迷いかけた)方向音痴のワタクシ…。

まあ、一度正しい道に出れば難しいことは何もなく、
大聖堂にたどり着けました!
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なぜこのピーターバラ大聖堂に来たかったかというと、
私がマシュー・マクファディンとルーファス・シーウェルのファンになる切っ掛けとなった作品、
「ダークエイジ・ロマン 大聖堂(The Pillars of the Earth)」の
原作小説の著者であるケン・フォレットが、この物語を書くきっかけとなったところだから。

ケン・フォレットがピーターバラに取材で訪れた時にこの大聖堂を見て、
大聖堂がどのようにしてできたのか思いを馳せたのがきっかけで
小説の構想を練り始めたとかなんとか小説の著者あとがきに書いてあったのです。

というわけで門をくぐってみました。
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写真で見ていたイメージよりもこじんまりして見えるような。
実際そんなことはないのでしょうが…。

人気がほとんどなくて、もしかして開いてなかったりして、
と中を覗こうと扉に近づいたら…自動ドアでした…。
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なんかクリスマス仕様??

中に入るとこんな感じ。
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中に人が一人いて、今日は中をご覧になりますか?
と、小冊子を手にこの大聖堂についての簡単な説明をしてくれたあと、
中をご覧になるのは無料です、写真を撮りたければ3ポンド、
今の説明に使ったミニガイドブックがもしいるようであれば3ポンドで販売しています、
とのことだったので、写真撮ります、冊子も下さい、と答えました。

とりあえず、最初に係の人の説明にもありましたが、
観光的なウリとしては、キャサリン・オブ・アラゴン(ヘンリー8世の最初の妃)
のお墓があるということらしいですが、
私の中でキャサリンという名の王妃はキャサリン・オブ・ブラガンザなのです(意味不明)

この大聖堂自体のことについては、教会やらなにやらのこと全くわからない私が書くのも何なので、
とりあえず画像のみでお送りします(こらこら)

身廊の北側廊からスタート。
見上げてみた感じ
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身廊の北側廊。
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ストーブ的なものがあるけど今も使っているんでしょうか。

身廊の北側廊、もう少し進んだところ
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カーペット的なものや石材的なものが置いてあって、意外と雑然としていて面白い。

北翼廊
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元々身廊に有った中世の"Benedictine screens"(教会建築用語が全くわかりませぬ)を
18世紀にこちらに移して使っていたりだそうです。

"The New Building"という部分。
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ステンドグラス
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ぐるっと回ってきて身廊の南側廊。
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セント・アンドリュース旗がかかっているのは、
多分ここに元々メアリー・ステュアートの墓が有ったから。

南翼廊
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ちょっと光が入っているのがわかりますかね…。
"The light is everything.(光が全てです)"と、トムがフィリップにいうセリフが、
ルーファスの言い方がすごく好きなんだよな…「大聖堂」、また観なければ。

で、"the light"っていうのはキリスト教的にすごく重要な言葉なんでしょうが、
全く知らないのでなんともなんですが…(無知で泣ける)

セントラル・タワー(なんて訳すんでしょうか…)の天井。
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今の形になったのは、19世紀と比較的最近のようです。

内陣
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特に説明もなかったのですが、何でしょうか、ただの修理のあと…?
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クリスマス仕様でこんな人達がいました
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この方は1970年代ごろの比較的新しいものだそうです
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入口入って振り返るとこんな感じだったらしい。
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そう言えば、このピーターバラには
トマス・ベケット暗殺の場に居合わせた聖職者がどうこうとかで、
ベケットの聖遺物があったとのことですが、今はヴィクトリア&アルバート博物館にある…?

トマス・ベケットは「大聖堂」の原作に出てきて、
フィリップとかなりからみがある辺りなので、ちょっと見てみたかったです。

あと、元々アングロ・サクソン時代にここに教会が建てられていて、
その古い建物から移築?した丁度「ラスト・キングダム」くらいの年代の彫刻があったらしいんですが、
写真に残っていなかった…多分暗くて撮れなかったのかな…。

と、時計を見ると次の目的地への電車の時間が!
というわけで、大聖堂を出てダッシュで駅に向かいます!

Day3その4へ続く!
[ 2017/01/29 22:22 ] 旅行記 | Comments(2) | Trackbacks(0)

イングランドひとり珍道中2016年12月~2017年1月Day3その2/いざ、オーカム!(2Jan/2017)

鉄道の旅、最初の目的地に到着。
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Oakham。
Google Map日本語版だとなんでかオークハム表記になってるけど、車内放送を聞いても明らかにオーカム。
なんか聞いたことあるような。

オーカムは、ラトランドというイングランドで一番小さなカウンティにある街。

比較的内陸部だからか天気予報では、この日の目的地の中で一番気温が低いとのこと。
前日雨だったせいもあってか、歩道が凍結していました。

ここで足を滑らせて頭を打って病院送りにでもなったら色んな意味でマズい、
ということで慎重に歩くワタクシ。

この街での最初の目的地に到着。
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白っぽいものは汚れではなくて霜です。

霜のせいでよく文字が読めませんが…。
"Oakham School Wharflands and Doncaster Close"と、書いてあります。
そして変質者(違うぞ!)の影が右側に写っております。

オーカム・スクール(Oakham School)
もう気づいた方もいらっしゃるかと思われます。
マシュー・マクファディンがRADAに行く前に通っていたインディペンデント・スクールです。

マシューは石油会社勤務のお父さんのお仕事の都合で小さい頃は国内外を転々としていたようで、
オーカムに入る前はインドネシアのジャカルタに住んでいたようです。
マシューがオーカムに入った後も家族はインドネシアにいたとかで、
おじいさん、おばあさんのおうちが近くにあったということもあって
このオーカム・スクールに入ったようです。

ちなみにオーカム・スクールの創立は1584年ということで、
それなりに古い学校のようですね。

で、Wharflands and Doncaster Closeとは…?

なんか、立入禁止といった類の注意書きがないぞ…。
というわけで、まあ、人気もないし、ちょっとだけ…。

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ウォーフランズはこの建物の名前。
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オーカムは男女共学で、通学組と寮住まい組がいるようですが、
ここ、ウォーフランズは寮住まいの13歳から17歳の男の子たちのための寮のひとつ。
(通学組用の寮というかなんというかというのもあるようです)

…と、いうわけで、少年時代のマシューが暮らしたところです…。
(…なんか色々ごめんなさい…。)

このウォーフランズはヴィクトリア時代のハンティング・ロッジと
倉庫+厩舎だった建物を組み合わせて1920年に寮になったようです。

マシューは厩舎だったところに住んでいたのか、ふむふむ…。

もう一方のドンカスター・クロースというのは、
ラグビーやクリケット、ホッケー場として使われるグラウンドのようです。
マシューもオーカム時代、ラグビーをたくさんしたようなので、
マシューもそこでプレーしたことがあったりだったのかな、
とかなんとか、ちょっとちゃんと見てくればよかったな(やめとけ)

…さて、いくら休暇中で生徒がいないにしても、
一眼レフカメラ片手に男子寮の前をウロウロするオバさんなんて
やっぱり明らかに変質者でしかないので、そろそろ退散。

ウォーフランズの前を通る道を駅の反対側に進み、
すぐのところを左に曲がった道。
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その左手にあるのがこの建物。
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なんか字が書いてある。
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The Queen Elizabeth Theatre、略してQET。
オーカム・スクールの演劇専攻の生徒たちが使う劇場で、
2014年に30週年を迎え、マシューも記念行事に出席していました。




この動画には写真のところや劇場内が(そしてもちろんマシューも)映っています。


マシューはここで、「夏の夜の夢」や「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
をはじめ、沢山のお芝居を演じたようです。

QETとウォーフランズのすぐ近くにある広場、カッツ・クロース(Cutts Close)。
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看板の左奥に見えているのは、オーカム城(Oakham Castle)、
右奥に見えているのはオール・セインツ教会(All Saint's Church)。

どこが、と言われると、どこが、とは言えないのですが、
なんとなく、自分が生まれ育った(今も住んでいる)地元を思い起こさせる雰囲気。

晴れていて、空気が澄んでいて心地良かったのも手伝って、
良いところだなぁ、と思いつつ散策。

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オーカム城の城壁の一部。
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オーカム城は、長らくそのグレートホールだけが残っている状態で、
この壁は土や木々に覆われて姿を隠していたそうで、
近年行われた大規模な復元プロジェクトによって150年ぶりくらいに姿を現したそうです。

なので、オーカム時代のマシューはこの壁は見たこと無かったんですね。
そして改修工事が終わったのがQET30周年イベントよりも後なので、
もしかしたら、いまだに見たことがないのかも。

この城壁に誘われ、脇道?からオーカム城に近づいてみました。
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城とは言っても、かなりこじんまりしています。
1180年から1190年頃に建てられたノルマン様式建築の城のうち、
グレートホールのみが残っているからだとかいうことらしいです。

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このお城が出来たのは、「大聖堂」の原作の後半くらいの時期なのだな、
とか、地元で幕府が開かれた頃か、とか、よくわからないところでつなげようとしたり。

ここは、刑事裁判所としての歴史も長いそうで、
現在もその目的や、結婚登記所、その他の公的施設として使われているとか。

ですが、ここは何と言っても「蹄鉄コレクション」で有名とのこと。
蹄鉄と言っても、実用的なものではなく、もっと大きな飾りのようなもののようです。
城を建てたノルマン人の領主の名字が、当時のフランス語?で
蹄鉄工を意味する言葉だったことにちなんでの独特な習慣が有ったからだとかなんとか。

ここの開館時間は朝10時から、とのことで、まだ時間が早く、
中には入れなかったので窓から覗いてみたのですが、
残念ながら中の様子はよく見えませんでした…。

というわけで、正面の門があるところから出ることに。
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ゲートには、蹄鉄マークが取り付けられています。

門から出て、すぐの左手。
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マーケットプレイス、とのことで、三角屋根は古い給水塔跡だそうです。

後ろを振り向くと、こんな感じ。
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オーカム・スクールの本部はここにあるようです。
…車の出入りがあったりで、人気がありそうだったので流石に入っていくことはできませんでした…。

右手前にも、尖り屋根のようなものが見えていますが、
バタークロス(Buttercross)という建造物で、市場のランドマーク的なもののようですが、
ここオーカムのものは古くて状態が良いものとして有名だそうです。

とかいうことは帰ってきてから知ったので、停まっていた業者の?車が
できるだけ写らないようにしたら、こんな構図になってしまったのですが、
バタークロス単体の写真も撮っておけばよかった…。

先程の写真の左手の建物。
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スクールハウス(School House)といって、
オーカム・スクールの公式サイトによれば、「18歳の男子生徒のための寮」だそうですが、
17歳で卒業したマシューはどうなんだ?と思いますが、
おそらく「最終学年の」ということでしょうから、最後の1年はここで過ごしたのでしょうね。

と、いうわけで、電車の時間もあるし、
不審者として通報される前にはやく学校から遠ざかろう…。

大通り出たとこすぐにあったおもちゃとダンス用品屋?さん。
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ここもなかなか年季が入っていそうです。

このあたり歩いている時に、オーカム・スクール辺りから
ジョギングに出てきた人と目があって微笑まれてしまった…
学校関係者だったのかな、すみません…。

大通りから一本入ったところ、先程から見えていたオール・セインツ・教会。
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ここもちょっと面白い作りだそうなので、中を見てみたかったです。

その向かい側の脇道。
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私が見た範囲での町並みは、だいたいこんな感じでした。


…とかなんとか言ってたら、
ウォーフランズに戻ってきてしまいましたが、
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駅へ向かいます。

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ウォーフランズのすぐそばの建物に、こんなエンブレム?があって、
なに?花?は良いとして、オオカミと蹄鉄?なんて私好みな…
オーカム、オーカミ…オールド・オーカミアン、なんて言うし、
オオカミと関係あったりなんてことはないよねぇ、とかアホなこと思って
帰ってから調べたら、オオカミではなくて狐でした。

このエンブレムは、どうもレスターシャー警察のもののようです。
そう言えば、レスター・シティFCって狐のマークだったな…。
蹄鉄は、やっぱりオーカム城に因んで…?

マシューがオーカム・スクールに在籍していたころ、
ラトランドはレスターシャーに組み込まれていたそうで、
その名残か?警察はレスターシャー傘下なのか何なのかで
このエンブレムなんでしょうか。

知らないうちに通報されそうな人間が警察の写真を撮っていたという…。

というわけで駅に戻ってきました!
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この駅には、現役のシグナルボックスがあるそうで、ちょっとした名物だそうです、
というのも帰ってきてから知りましたよね…。

レスター方面行のホームには、こんなレリーフが。
17Jan02_039.jpg
今ならこの絵が意味しているものがよくわかります。

にしても、蹄鉄で有名なオーカム城があって、元厩舎に住んでいたという、
馬と関わりの深いものにふれていたマシューなのに(以下略)

ついでに、オーカム郊外には鷹狩センター的なところがあるらしい。
QETイベントの時、確かTLK撮影真っ最中、
というか、あのあとすぐに鷹ちゃんとのシーンがあったので、
そこ行ったのかな、とかまたどうでもいいことを…。

…というわけで、ここオーカムは、マシュー・マクファディンの出身校オーカム・スクールがあって、
鉄道パスを使えば次の目的地に行くついでに行けそうだから、という理由で来ることにしたのでした。

最初は次の目的地から折り返しで来ようと思っていたのですが、
そうすると滞在時間が30分弱程度になってしまい、流石に時間がなさすぎるだろう、と
レスター経由にして、滞在時間を1時間にしてみたのですが、
来る前は「学校関連くらいしか行くところないだろうし時間が余りまくるかな…」と思っていました。

ところが、実際来てみると本当に静かで雰囲気がよくて、とても気に入ってしまいました。
色んな所を転々としていたマシューが、「初めてホームだと思えた場所だった」と言っていた
理由も、少しだけ、なんとなくわかった気がしました。

見どころも沢山でとても1時間ではとても足りず。
帰ってから知った見どころもありますし、
元々行きたかったけど、開いてなかったりで行けなかった所も多いので、
機会があれば、ぜひまた行きたいと思っています!

ただ、「静かで雰囲気が良い」のは1000人を超える
10歳から18歳の生徒たちがいなかったせいもあるかと思いますので、
次来るにしてもぜひ休暇中にしたいと思います…(笑)

ついでに、私の名誉のために書いておきますと、
オーカム・スクールは、オーカムの観光チラシに載っています。
ロンリー・プラネット「英国」日本語版でも言及があります。
…最初は知らなかったし、もちろんウォーフランズやQETは載っていませんが…。
(全然名誉のためになっていない)

と、いうわけで、後ろ髪を引かれつつも次の目的地へ向かいます。


Day3その3へ続く!
[ 2017/01/23 15:38 ] 旅行記 | Comments(2) | Trackbacks(0)

イングランドひとり珍道中2016年12月~2017年1月Day3その1/鉄道の旅へ!(2Jan/2017)

今回は観劇の予定もほぼなかったので、
ロンドンをちょっと離れてみようかな、ということで、
鉄道でちょこちょこ方々に行ってみることにしました。

鉄道でブラブラしたいんだよねぇ、と家族に相談したところ勧められ、
ブリットレイル・イングランド・パス(BritRail England Pass)
というものを使ってみることに。

英国政府観光庁のネット通販で購入可能です。

外国在住の観光客向けの鉄道パスで、ブリテン島全体で使えるGB・パス、
イングランド内のみ使えるイングランド・パス、ロンドン郊外くらいまで使えるロンドン・プラス・パス、
などなど幾つかの種類があるようです。

スコットランドやウェールズの方にまで行っている時間はなかったのと、
ロンドン・プラス・パスではちょっとカバー範囲が狭く、
今はオフシーズン、ということで、
イングランド・パスがお得な感じになっていたのでこちらに決定。

使える日数、続けて使うか否か、一等席利用か否かで値段が変わりますが、
今回は一ヶ月の間の4日間であればいつでも使えるフレキシーの一等席利用にしてみました。

チケットは自宅に配送されます。
(なかなか届かなくて問い合わせてしまったりしました…日数に余裕を持っての購入をオススメします)

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このチケットを、鉄道の駅に持っていって、
チケット売り場でパスポートと一緒に提示し、有効化して貰う必要があります。

だいたい初回乗る時に有効化してもらうようですが、
私はこの日(1月2日)が振替でバンクホリデーだったのと、朝が早めだったので、
念のため、前日にグリニッジに行く前にセント・パンクラス駅(St Pancras station)で
先に有効化してもらいました。

一応最初に乗る駅で、最初に乗る鉄道会社の窓口に行ってみたのですが、それが正解だったようです。
「明日から使いたいんですけど。」と言ったら、「最初はどこに行くのに使うの?」と言われ、
最初考えていたルートの駅を言ってしまったら、「それは隣の駅から出る列車だよ」、と言われて、
「そうでした!」と訂正したら無事に有効化のためのスタンプを1月2日付で押してもらえました。
(欄外に押してくれたので検札の人に「どこに押してあんの?って聞かれたこともあった…)

あとは、左下の方に、使う日付を自分で書き足していけばOK。

というわけで、セント・パンクラス駅より、いざ、鉄道の旅に出発!
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最初に乗ったのは、イースト・ミッドランズ・トレインズ(East Midlands Trains)。
ノッティンガム(Nottingham)行きの列車です。
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ちなみに何番ホームから出発するのかは、
何分か前に表示されるので、その指示に従い目的の列車に乗り込みます。

ここの会社の一等車はこんな感じ。
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飲み物等は有料販売のみという感じでした。

…で、ノッティンガム行きの列車とは言っても、
別に「ロビン・フッド」のノッティンガムの代官に会いに行ったりするわけではありません。
そんでもって、ノッティンガムのいくつか前に停まるラフバラー(Loughborough)は
「リッパー・ストリート」シーズン3でリードとドレイクが
二人でショットガン持って乗り込むあそこのロケ地が有ったりですが、
そこに行ったわけでもありません(行きたかったけど時間がなかった…)

とりあえず、レスター(Leicester)で下車。
大体8時位ですが、空がやっと明るくなりました。
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晴れていて、気温はだいたい2度くらいだったと思います。
空気がピリッとしていて気持ち良い。

で、レスターで下車、と言っても、
ベン・ヤングスくん(レスター・タイガース所属のラグビー選手、数年前プレー見てから気になって応援中)や、
カスパー・シュマイケル(レスター・シティFC所属のサッカー選手、彼のお父さんのファンでした…)
に会いに来たわけでもなく、数分後に来たクロス・カントリー(Cross Country)の列車に乗り換え、
この日最初の目的地に向かったのでした…。


Day3その2に続く!
[ 2017/01/22 18:08 ] 旅行記 | Comments(0) | Trackbacks(0)

イングランドひとり珍道中2016年12月~2017年1月Day2/グリニッジとドックランズあたり(1Jan/2017)

というわけで寝ている間に年が明けました。

いつもは観光客で賑やかなホテル最寄り駅も人がまばらな1月1日の朝…。
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1月1日は開いていない所も多いのですが、
一部博物館や施設等は開いているところもあり。
そんなわけで、そんな施設のひとつを目指し、グリニッジ(Greenwich)へ。

なんだかクリスマス仕様か、カティーサーク(Cutty Sark)号の前に
メリーゴーラウンドが…。
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天気悪いし新年早々の早目の時間だから誰も乗っていない…。

グリニッジは昨年も来て、
旧王立海軍大学(The Old Royal Naval College)のあたりをブラブラしたり、
国立海事博物館(National Maritime Museum)に行ったり、
グリニッジ旧王立天文台(The Royal Greenwich Observatory)あたりで
ルーファス・シーウェル主演ドラマ"Charles II"
ごっこをしたりしたのですが(いや、作中に出てくるというだけ)、
その時に工事中か何かで開いていなかったこちらにリベンジしに来ました。
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「チューリップ階段(Tulip Stairs)」と呼ばれる、
この螺旋階段で有名なクイーンズ・ハウス(The Queen's House)という建物です。
(心霊写真が撮れた!とかで有名という説もあるとかないとか)
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元々ジェームズ一世の妃(で、チャールズ2世のおばあさん)、
アン・オブ・デンマークのために作られた建物だそうです。

なんでわざわざここに来たかというと、
まあ、この階段はこんな感じなのでいろんなロケに使われているっぽいのですが、
マシュー・マクファディンがアーサー・クレナムを演じた
ディケンズ原作のBBCドラマ、「リトル・ドリット」の迂遠省としても使われているからなのです。

アーサーがここを訪れて、たらいまわしというか、
待たされるというかなシーンが有ったりとか。

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アーサーは上から下を覗き込んでいたのですが、
ロープが張ってあって上の方に登れず、こんな画に…。

このくらいの角度で、窓の手前にアーサーが立っているという
プロモーション写真があったりとか。
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LDの迂遠省として使われているときは、
ライトのところがランプ的なものに変わっていたり、
階段に足の踏み場がないほど、書類が置かれていたりという感じになっています。

このチューリップ階段、やっぱり人気があるらしくて
自分含め誰か彼かがここの写真を撮っていましたが、女性二人組が長いこと、ずっと記念撮影していて、
ここを使った何か映画かドラマかのファンなのか、それともオカルトファンなのか何だったのか…。

建物の中には、船や港に関する絵やなんかも色々有ったりでしたが、暗くてうまく写真が撮れず…。
しかも、あまり広くないところなのに微妙に迷ったりしてしまいましたよ(方向音痴)

と、いうことで、存分にアーサーごっこをした後にクイーンズ・ハウスを後にしました。

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クイーンズ・ハウスを背にして見た旧王立海軍大学。
ここもLDの撮影に使われたようです。
向こうの方にはシティ辺り?の都会な感じの建物が…。

帰りにドックランズ(Docklands)の
ウエスト・インディア・キー(West India Quay)というところにある、
ドックランズ博物館(Museum of London Docklands)のショップだけ寄りましたが、
今回はあんまり面白いものが見つからず、何も買わずに出てきてしまいました。

新しく博物館のバー?カフェ?ができている様子。
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博物館は古い倉庫を改装して作られていますが、
周りにはやはり現代的なビルが。
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ここは以前"Jack the Ripper and the East End"という
なんとも興味深い特別展をやったことがあるようです。
カタログは購入できましたが、まだ全然読めていないという。。。

ここの展示は「リッパー・ストリート」的にも、
ルーファスがトマス・クラークソンを演じた「アメイジング・グレイス」的にも
色々面白かったので、機会があれば、以前訪問した際のことでも書きたいと思っております。

この後、オックスフォード・ストリート(Oxford Street)でデパートを覗いたりしていて、
他ももう少し色々ブラブラしようと思っていたのですが、
結構強く雨が降ってきてしまったので宿に帰りました…。


Day3に続く!
[ 2017/01/22 01:23 ] 旅行記 | Comments(2) | Trackbacks(0)