I Love, I Love, I Love You

イギリス人俳優マシュー・マクファディン(Matthew Macfadyen)を中心に。
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ロンドンひとり珍道中2014年4月Day4その2/"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"オリジナルキャストラスト公演(5Apr/2014)

マシュー・マクファディンがジーヴス他を演じる舞台"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"。

2014年4月5日の夜公演を最後にマシューと、バーティ役のスティーブン・マンガンさんは降板。
マシュー、マンガンさん、そして続投が決まっている
マーク・ハドフィールドさんのオリジナルキャスト3人による公演はこれで最後。

今回の旅は、この公演を見届けるというのが最大の目的でした。

と、いうわけで…?
今回再び見て気付いたことなどを、ゲッティイメージズさんから
出ているフォトコールの時の写真(ごく一部のシーンしかないのですが)を交えて…。

まず、1月に観たのと変わったかな?と感じたところは…

ハドフィールドさんセッピングス扮するダリアおばさんがマンガンさんバーティに
「骨董屋に行ってウシ型クリーマーをオランダ産の新しいものだ!と言って来い!」というシーン。

ペーパーナイフを振り回してバーティの顔に突き付けたりするのですが、
その動きが激しくなっていて、マンガンさんバーティがのけぞる角度が
大きくなっていたように感じました(笑)

いや、これ一歩間違うと相当危険だと思うのですが、公演を重ねて行って、
二人でどんどん動きを大きくしていったのだろうな、と。

それと、変わったかな?と思ったのはマシュージーヴス扮するイモリオタクガッシー。
私が大好きでたまらないキャラで、マシューの役の中でも相当お気に入りなんですが(笑)

最初に出てくるシーンあたりでパワーアップしているように感じました。。
歯を舌でなめるような動き(マシュー自身も時々する)はしていたと思うんですが…
こんなわかりやすく舌出してたっけなぁ?と…(笑)
舌の動きからして、多分イモリ意識かな、という感じでした(笑)

ガッシーと言えば、マシューは前よりさらに痩せていましたが、
胸のあたりは肉厚(?)でぱっつりしていて
ガッシーのベストが前をボタンで止めるタイプだったんですが
一番上が取れそうになってる日があって…でも次の日には直ってました(笑)

でもズボンがゆるそうだったのは「仕様」ですかね…?

見ていてかわったかな、と思ったのはこのくらいでしょうか。
あとは一回一回、ここは今回どうだった、とかそういう感じで。

バーティとジーヴスが来るまでトトレイ・タワーに向かうシーン。
(実際の舞台ではかなり簡素ですが背景?があります…・笑)


このシーンでセッピングスが色々頑張るのですが、
一回だけ嵐を表現するシーンで振り回している木の枝がジーヴス、
というかマシューの顔にあたっちゃってました。
ちょっと目に入ったような感じでしたが、まあ大事には至っていなかった模様。

と、このシーンの前にバーティが着替えるシーンで、ジーヴスがジャケットを用意するとき、
髪の毛が一本付いていてそれを払う演技をするのですが
(毎回ついていたので、そういう演技をするためのものだというのは間違いないと思います)
マシュー、数回以外はその髪の毛を見つけられなかった模様…(笑)
まあ、相当近くから見ないと気づかないから良いんですが…(笑)

蝶ネクタイを結ぶシーンはいつもちゃんと結べる?ってハラハラしながら見てました(笑)
マンガンさんが台詞を言い終わる前に結び終えないといけないし、
マシュー、こういうことするにはちょっと手が大きすぎる気がするので(笑)


毎回間に合ってはいたけど…あんまり綺麗に結べていない日もありました(笑)

で、毎度毎度気になってしまうアヒルちゃんキャッチ(笑)
2幕が開けたときに、マンガンさんバーティがお風呂で遊んでいるアヒルちゃんを
ジーヴスがキャッチする、というものなんですが…。

今回は成功3回、失敗2回くらいでしたかね…?
成功した時の、アヒルちゃん片手に立っているマシュージーヴスが
ものすごくかわいいので、失敗すると残念感がすごいです(笑)

ラスト公演ではマンガンさんバーティがいつも以上に遊んでて
アヒルちゃんに回転かけていたので、これで取れというのは酷だなあ、という感じでした…(笑)
マシュー、ラストは取りたかっただろうに…(笑)

ちなみに、こういう舞台はアドリブが多いのか、
それとも綿密に計算されているのかどっちだろう?と思っていたのですが、
複数回観た感想としては、アドリブはほとんどなかったという印象です。

あくまでお客さんの反応やアクシデントに対応する意味でのアドリブ、という感じでしょうか。
と考えると毎回同じものを見ているのに、
それでも毎回大笑いしてしまうところが本当にすごいというか…(笑)

お客さんの反応と言えば全体的にはみんなよく笑うとはいえ
回によってお客さんの反応もまちまちなのですが、
オリジナルキャストラスト公演はさすがにリピーターが多かったようで
お客さんの反応がすごく良かったです(笑)
最初にバーティが"What ho!"と言うところで結構な数が"What ho!"って応えてましたし…(笑)

アクシデントでは、今回はマシューがサー・ワトキンとスティッフィを
「同時に」演じるシーンで「本棚」に手をかけるシーンで
本の背表紙が取れてしまうアクシデントがありましたが(マシューは気付いてなかったかも)
さりげなくハドフィールドさんが拾って、自分の背後に隠していました。

こういうところも結構見ていて面白い、というか、皆さん慣れてらっしゃるな、と。
RADAなんかではこういうことに対しての対処法などの訓練もするのかな、
という興味も抱いてしまいました。

あとはもうひたすら大好きな大好きなマンガンさんバーティ、
マシュージーヴスと彼の演じるキャラクターたち、
そして、続投は決まっているけど、二人とのアンサンブルは最後、
ということで(また観られるかわからないし)
ハドフィールドさんセッピングスと彼の演じるあれこれを目に焼き付けよう!と…。

本当は今回5回観るんだし、1回くらいはマシューだけ見てようかな、
と思ったのですが、3人とも本当に素晴らしくて無理な話でした…(笑)
(つか、なんかマシューをじっと見るのが恥ずかしくなっていたのもあり…笑)

そしてラスト…
「あることが頭をよぎるんだ…明日(マチネの場合は今夜)もこれやるんだ?!」とバーティが言って
セッピングスが「トホホ…」という感じで泣いて暗転、そしてカーテンコール。
ということになっているのですが…。

これ、どうなるんだろう?と思っていたのです。

本当の楽日だったら「終わりだ」になるのかな、と思っていたのですが、
キャストは代われど"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"は続くのですから。

そしていよいよそのシーンが…。

マンガンさんバーティ:
「あることが頭をよぎるんだ…。これで終わりなんだって…。」

!!!やっぱり!!!!そして、観客席からはため息が…。

…もうマシュージーヴスガッシーとマンガンさんバーティの
「ば~てぃ~!」「がっし~!」のシーンが見られない…
マンガンさんバーティの「あ~いの~うお~るあっば~うと」
が聞けないんだ…もうこの3人でのジーヴスは見られないんだと改めて…。

そして、ハドフィールドさんセッピングスが、
いつもとは違う、悲しそうな泣き声をあげて…暗転。

そしてカーテンコール。
私含め、みんなもうスタンディングオベーションしたいところを我慢してるんだろうな!
そう、最後のカーテンコールダンスが待っているのですから!

※この画像はプレスナイト直前のフォトコールの時のものです※

かわいすぎる!


本当にたまりません!


マンガンさんバーティかわいすぎです…


本当に3人の掛け合いが楽しすぎて…。


ここはついついマンガンさんバーティに目が行っちゃうので、
ラスト2回くらいは時計チェックのマシュージーヴスに注目して観ました!


ここは意外と足の動きが細かくて足が見える席の時はじっくり見てしまいました~。


そしてポーズを決めて…本当におしまい!


本当に本当に最初から最後まで大好き!

タイミング間違いすぎだってわかってるけど、ここで立ち上がってしまいました(汗)
でも、みんなスタンディングオベーションしていました…!

ここで、キャスト全員に花を渡した方がいらして、
マシューが「ありがとう」と言っているのが見えました。

マシュー、なんか涙ぐんでるように見える…。

そして、ハドフィールドさんが2、3歩退かれてそこで2人に拍手。
前に残される形になったマシューとマンガンさんは、
「何やってるの~!前に来なよ!」と、このスタンディングオベーションは皆のものだよ!
とでも言いたかのような感じでハドフィールドさんを呼び戻していました。

そして、舞台上に演出家のショーン・フォーリーさんが!
ハドフィールドさんは続投も、マシューとマンガンさんは今夜で降板との挨拶をしていました。
役者さんたちについて「とにかく素晴らしい」と。

そしてまた大きな拍手が起こり…幕が下り…
マシュー・マクファディン、スティーブン・マンガン、
そしてマーク・ハドフィールドのRADAっ子3人のオリジナルキャストによる
"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"の公演は本当に終わってしまいました…。

最初は3年ぶりのマシューの舞台!という感じだったのに、
マシューはもちろんのこと、気付けばすっかりマンガンさん、ハドフィールドさんの
オリジナルキャスト全員に愛着がわいていて、3人の掛け合いに夢中になり、
原作も、アダプテーションや演出も…このお芝居の全てが愛おしくなっていました。

本当にこのプロダクションでマシューを観られたことが嬉しくてなりません。
この舞台を作り上げた人たちに対する感謝の気持ちでいっぱいです。

…とか何とか…なんか涙ぐんでる怪しい人になりつつ…
ステージドアへ向かったのでした…。

この時は(マシューが)あんなことになっちゃうとは…(笑)

ちなみに先日舞台+衣装デザインのアリス・パワーさんのサイトに
今まで出ていたものとは違うステージフォトが出ていて、
マシューの女装姿も観られますのでよろしければご覧ください(笑)
実際見た舞台とは違うところもあって面白いです。

Day4その3に続く!

"The School for Scandal" at Barbican Theatre (1998)

マシュー・マクファディンがチャールズ・サーフェスを演じる
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(Royal Shakespeare Company)による
"The School for Scandal"(「悪口学校」)の動画を観ました。

今回見たのは1998年11月19日にバービカン・シアターで上演されたものを収録したものです。

"The School for Scandal"(「悪口学校」)

あらすじ(「悪口学校」 / シェリダン作 菅泰男訳 / 岩波文庫 表紙より)

「ふたこと目には道徳を説くが裏では社交界を操る偽善家の兄ジョーゼフ。
財産を叩き売っては放蕩三昧の弟チャールズ。
インド帰りの叔父オリヴァーは兄弟の本心をためそうと、
兄には貧者、弟には金貸しを装って現れるが……。」

悪口学校 (岩波文庫)悪口学校 (岩波文庫)
(1981/10/16)
シェリダン

商品詳細を見る


原作:リチャード・ブリンズリー・シェリダン
演出:ディクラン・ドネラン
出演:マシュー・マクファディン(チャールズ・サーフェス)
   ジェイソン・オマラ(ジョーゼフ・サーフェス)
   ティム・ウィルトン(サー・オリヴァー・サーフェス)他

※V&Aアーカイヴカタログ上の制作陣、出演陣の一覧は以下の通り※

Designer : Nick Ormerod
Director : Declan Donnellan
Light Designer : Tanya Burns
Movement : Jane Gibson
Music : Paddy Cunneen
Playwright : Richard Brinsley Sheridan

Deborah Findlay : Lady Sneerwell
Jason O'Mara : Joseph Surface
Tanya Moodie : Maria
Celia Imrie : Mrs Candour
Alan David : Crabtree
Stephen Mangan : Sir Benjamin Backbite
Kenneth Cranham : Sir Peter Teazle
Emma Fielding : Lady Teazle
Matthew Macfadyen : Charles Surface
Robert Goodale : Snake
Siobhan O'Carroll : Lady Sneerwell's servant
John Rogan : Rowley
Hannah Lockerman : Lady Teazle's servant
Tim Wylton : Sir Oliver Surface
Jack Chissick : Moses
Israel Aduramo : Sir Toby Bumper
Daniel Caltagirone : Careless
Gerard Swift : Prince of Wales

上演劇場:ロイヤル・シェイクスピア・シアター
     バービカン・シアター
上演時間:約2時間30分(ビデオレコーディング収録時間)
上演期間:1998年10月 9日-1998年10月24日(ロイヤル・シェイクスピア・シアター)
     1998年10月29日-1998年11月21日(バービカン・シアター)

最初はマシューがベネディックを演じたCBJの「から騒ぎ」が一番の目当てで
V&Aアーカイヴ予約して、この「悪口学校」もマンガンさんと共演だし、
ということでついでに…という感じだったのですが…
結論から言うと、この「悪口学校」の方が大変にツボってしてしまいました(笑)

演出はCBJの「マルフィ公爵夫人」、「から騒ぎ」と同じディクラン・ドネランさん。
こちらはRSC公演、なのですが、CBJのサイトの過去プロダクション一覧にも載っていたのは
ドネランさんが演出されたからなんでしょうか???(事情全く知りません)

マシュー・マクファディン演じるのは放蕩三昧のチャールズ。
岩波文庫から出ている翻訳版スクリプトを読んだところ、
最初から名前は出てくるほぼ主役のような?中心人物なのですが、実際に出てくるのは中盤になってから。

ということでマシュー目当てとしてはちょっと残念…と思っていたのですが、
マシューチャールズ、最初から魅せてくれました~!

酒場みたいなとこでお酒片手にロープにぶら下がって歌って…!
(実際はもちろん足はかけるとこあったみたいですが)
下に降りたら踊りも披露~!
何だこれ、チャールズいきなりかわいすぎ…!

で、この頃の?ドネランさんの中でそういう演出が流行ってたのか?
その場に登場していないキャラクターも脇に控える感じではあれど結構舞台上には出ずっぱりな感じで。
自分これ生で見てたらマシューチャールズばっかり見てたんじゃ…危険…と思いました(笑)

このプロダクション、私が知る限りは画像が全然出回ってなくて唯一見たことあるのが
キャプションはジョーゼフ役のオマラさんになってるけど、これチャールズマシューだよね?
という後姿だったのもあって、時代物だし、カツラ系?ということで
外見的にあまり期待していなかったのですが…
もうね、外見からかわいすぎですよ…。

外見もキャラも"The Way We Live Now"の
サー・フィリックスがお好きなら絶対気に入る!というダメかわいさ。

酒片手に寝転がってダラダラしてるシーン多いし(笑)
でもこの姿勢でちゃんとセリフ喋るのって難しいよね、
訓練の賜物!とか感心したりしてました。

囃し立てて酒を飲ませようとする様なんて
もうそばにいたら嫌でたまらないタイプですが(笑)

でも、チャールズは女性に関してはマライア一筋だし、
根はいい奴という設定なので、サー・フィリックスみたいな救い難い、
どうしようもないダメ男(それでも憎めないけど!)ではないんですが…(笑)

(ダメ男)サー・フィリックス→チャールズ→ハル王子(実は立派)って
放蕩息子グラデーションができそうな感じかもしれません(笑)

ハル王子、と言えば、チャールズも後姿の立ちションシーンありました!
その後の流れというか細かい動きがまたすごいばかばかしくて笑ってしまいましたが…(笑)

そんでもって、もしかしたらハイトナーさんはこのチャールズを観ていて
マシューをハル王子に、と思ったのかな、とか思ってしまいました。
…ハル王子の後はハイトナーさんとお仕事してないから、
気に入られることはなかったんだな、とちょっと寂しいですが(涙)

あ、サー・フィリックスもこれがきっかけのキャスティングかな?とか。

とにもかくにもマシューチャールズもんのすごくかわいかったです…。

で、スティーブン・マンガンさんも出演されていて、
ここではサー・ベンジャミン・バックバイトという何ともおかしなキャラクターを演じています(笑)
日本語スクリプトを読んでいるときから、マンガンさんサー・ベンジャミン楽しみでなりませんでしたが、
実際観てみたら、もう…最高すぎます、マンガンさんおかしすぎ!(笑)

マシューチャールズとマンガンさんサー・ベンジャミンがとにかく魅力的で、
二人セットでイアン・チャールソン賞ノミネートも頷けます!

ちなみに、
「このプロダクションには正直ガッカリだったけど、
マシュー・マクファディンのチャールズとスティーブン・マンガンのサー・ベンジャミンは素晴らしかった」
というような劇評もあったようです(WOSだったかな?)
もちろんプロダクション自体を褒めているような評もありましたが…。

で、マシューとマンガンさんの共演作(の一つ)!と思っていたら、なんとなんと。
序盤と終盤に登場するスネイクの役者さん、どっかで見たことある…
と、ケースに書いてあるキャストを見てみたら…!
なんとなんと!ロバート・グッデイルさんじゃありませんか…!

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"の脚本家のグッデイル兄弟の弟さんの方!
1月3日にハドフィールドさんが出られなかったとき、セッピングスの代役を務めた!
あのロバートさんだよね??マシューに確認しなきゃだ~!と思ったのでした…(笑)

というわけで本当に色々と楽しかったこのプロダクション。
何度でも観たい!と、DVDをこっそりお持ち帰りしたい衝動に駆られました…(やめなさい)

多分きっとまたチャールズには会いに行きます…ええ…。

"Much Ado About Nothing" at The Playhouse Theatre (1998)

と、いうわけでずっと見たかった
マシュー・マクファディンがベネディックを演じる
チーク・バイ・ジャウル(Cheek By Jowl)カンパニーによる
"Much Ado About Nothing"(「から騒ぎ」)の動画を観ました。

今回見たのは1998年7月22日にザ・プレイハウス・シアターで上演された
マチネ公演を収録したものです。

こちらも先日までCBJのサイトにプロダクションの
紹介ページがあったのですがなくなってしまって…。
キャッシュで残っていたデータを参考に書かせて頂きます。

"Much Ado About Nothing"(「から騒ぎ」)


あらすじは以下ページをご参照ください
Wikipedia日本版「空騒ぎ」あらすじ

原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ディクラン・ドネラン
出演:マシュー・マクファディン(ベネディック)
   サスキア・リーヴス(ベアトリス)
   スティーブン・マンガン(ドン・ペドロ)他
   
※公式サイト上の制作陣、出演陣の一覧は以下の通り※

Stephen Mangan : Don Pedro
Paul Goodwin : Don Juan
Bohdan Poraj : Claudio
Matthew Macfadyen : Benedick
Andrew Price : Balthasar / Friar Francis / First Watchman
Justin Salinger : Borachio
Mark Lacey : Conrad
Riz Abbasi : Messenger / Second Watchman
Raad Rawi : Leonato
Ann Firbank : Ursula
Sarita Choudhury : Hero
Saskia Reeves : Beatrice
Zoe Aldrich : Margaret / Sexton
Derek Hutchinson : Dogberry
Sam Beazley : Verges

Director : Declan Donnellan
Designer : Nick Ormerod
Lighting : Judith Greenwood
Movement : Jane Gibson
Music : Paddy Cunneen

上演劇場:ザ・プレイハウス・シアター
上演時間:3時間40分(15分の休憩込)
上演期間:1998年 6月 6日-60公演
プレツアー:1998年 2月12日- 4公演 エブリマン・シアター
      1998年 2月17日- 7公演 アーツ・センター・ケンブリッジ
      1998年 2月24日- 7公演 シアター・ロイヤル・バース
      1998年 3月 3日- 7公演 ライシアム・シアター
      1998年 3月10日- 6公演 シビック・シアター
      1998年 3月14日- 3公演 メルカド・デ・レス・フロレス(スペイン)
      1998年 3月25日-13公演 マジェスティック・シアター(USA)
      1998年 4月20日- 9公演 ブルターニュ国立劇場(フランス)
      1998年 5月 4日- 4公演 ル・マイヨン劇場(フランス)
      1998年 5月11日- 6公演 フェストァントハレ(ドイツ)
      1998年 5月20日- 3公演 ドラマテン劇場(スウェーデン)
      1998年 5月26日- 2公演 マリー劇場(ロシア)

演出は「マルフィ公爵夫人」と同じディクラン・ドネランさん。

マスタークラス(ってよくわかってないんですが、きっと演劇を学んでいる若い人向けの講演的なもの??)
の時、マシューはこのベネディック役を得るためにドネランさんにFAXをした、と言っていたようです。
(それが役に立つかはわからないけど、やってみる価値はあるという感じで)

…しかし、今の若い子にFAXと言って通じるのか謎ですよね…マシューさん…(笑)

で、ビデオ再生開始!

サークルからの固定カメラでVHSというのもあって
かかなり画像荒くて見づらいけどまあ見られるだけで…!

ん、最初に出てくるキャスト紹介の字幕、Mathew Macfadyenになってる。。。
…ただの誤植ですね…ベネディック役の役者なのに~!(笑)

で、いよいよ始まりました!

舞台上にたくさん人がいるけど、
まだライトが当たってなくて…だれがだれかわからない~。

ヴァイオリンと、舞台上の役者さんたちの合唱が!
マシューの声も聞こえる気がする…!

本来登場していないシーンでも、少なくとも軍人たちは舞台上にいる、という演出のようで、
マシューベネディックもマンガンさんドン・ペドロも結構出ずっぱりで個人的には美味しい…!

「から騒ぎ」はケネス・ブラナーの映画版をちょこっとと、
ジョセフ・ミルソンさんのをほんのワンシーンだけしか見たことがないので
マシューベネディックは他と比べてどう、とか、
内容や演出については毎度のこと何も語れませんが…。
いや、他のものをちゃんと観たことがあっても語れませんが…。

…かわいいですよね、たとえ口髭でも(結局そこ!)

マシューベネディックは本当にアホすぎてかわいかったのですが、
ベネディックのキャラづけって普通はどう解釈されるんでしょう??
もっとこう洗練された感じ、とか頭良さそう、とかそんな感じだったりするんですかね??

で、CBJのサイト上のページがなくなってしまったのですが、
About the Arts and Humanities Data Serviceというサイトに
この公演のプロダクションフォトが何点か掲載されていました。

マンガンさんドン・ペドロ…(笑)

ベネディックが聞いていると知っていて、
 ベアトリスがベネディックに夢中だと嘘をつくドン・ペドロとクローディオ。


実はこのシーン、観たものと違っていて、これではベネディックが舞台上のカーテンに隠れていますが、
映像では舞台手前のボックス?(スピーカーなんかが置かれているところ)のふちに座っていました。
ずっこけ(死語?)て中に落ちたりと、マシュー、なかなか大変そう。
席によっては見えないよね、とも。

そんなわけですっかりベアトリスが自分に夢中だと勘違いしているベネディック。

この椅子を使ってもかなり痛そうな体当たり(?)演技してました(笑)

このシーンではもうお互いに好きだって気づいてる?第5幕第2場かな?

第5幕第2場と言えば、歌うシーンがあるのですが…
マシュー、やっぱり歌はあんまり上手くないよね…(笑)
元々うまく歌ってはいけないシーンなのかもしれませんが…。

ちなみにジョセフさんベネディックのちょっとだけ見たシーンというのが、
この歌の直後、"No, I was not born under a rhyming planet..."
からだったんですが、どうしても比較してしまって…(汗)

もちろんまだプロとして経験の浅い頃のマシュー(とはいってももうRADA出て3年経ってるんですが)と、
舞台経験をものすごく積んだジョセフさん、という
(そして演出や全体的なこと、カメラワークなどの)差はあれど、
…実際動画でちょっとだけしか見てないけどジョセフさんベネディックが私には魅力的すぎたので…。
いちいちジョセフさんベネディックだったらどんな感じかな?とか思ってしまいました…(汗)
ごめんよ、マシュー…!

ほんと、マシューベネディックもものすごくかわいいし、
魅力的だし、やっぱりマシューのコメディすごくいいな、と思うし、
生で観たかった!んですが…!

…歌うシーンもジョセフさん版を観れば上手く歌っていいのか、
下手に歌わないといけないのかも一発でわかりそう、とかもあって…(笑)

でも、スクリプト片手に全然何もわからないまま見てしまったので、
ここのセリフをどう言うか、とか、そういう見どころ?を
ちょっと勉強してからまた観てみたいと思います!

ちなみにマシューはこのプロダクションと、
この日に観たもう一つの作品、RSCの「悪口学校」で
マンガンさんとセットでイアン・チャールソン賞
(30歳以下の古典作品で良い演技をした?演劇人に贈られる賞…だったと思います…)
にノミネートされています♪

ところで、マシューベネディックの口髭って付け髭なのかな?
でもあれだけ体張り気味の演技してるし、とれちゃうかもしれないから自前…?

と、いうのも、「から騒ぎ」のキャストで撮った集合写真のマシューが…ヒゲ生やしてない上に、
まるで修学旅行で集合写真撮った時の高校生、下手したら中学生か!ってくらいかわいくて…。
普通の少年(つうてもマシューはこの時23歳)のすっごい良い笑顔!って感じで…。
これ、このベネディックだよって言ったら、多分誰も信じないのでは…という…。

"The Duchess of Malfi" at Wyndhams Theatre(1996)

と、いうわけでマシュー・マクファディンのプロデビュー作
チーク・バイ・ジャウル(Cheek By Jowl)カンパニーによる
"The Duchess of Malfi"(「マルフィ公爵夫人」)の動画を観ました。

この作品は1612-13年にジョン・ウェブスターによって書かれた悲劇。

未亡人の公爵夫人が彼女の家令アントニオと秘密裏に結婚、
彼女の「不貞」を知った双子の兄ファーディナンドと枢機卿が
彼女を激しく非難し、責めたて、ついには…

というような…いや、もっと複雑でいろんな人物が絡んでくるんですが…。

このプロダクションは1995年から色々な劇場で公演していたようですが、
今回見たのは1996年1月27日にウィンダムズシアターで上演されたWE公演を収録したものです。

先日までCBJのサイトにプロダクションの紹介ページがあったのですがなくなってしまって…。
キャッシュで残っていたデータを参考に書かせて頂きます。

"The Duchess of Malfi"(「マルフィ公爵夫人」)

原作:ジョン・ウェブスター
演出:ディクラン・ドネラン
出演:アナスタシア・ヒル(公爵夫人)
   スコット・ハンディ(ファーディナンド)
   マシュー・マクファディン(アントニオ・ボローニャ) 他

※公式サイト上の制作陣、出演陣の一覧は以下の通り※

Matthew Macfadyen : Antonio Bologna
Shaun Parkes : Delio
George Anton : Bosola
Paul Brennen : Cardinal
Scott Handy : Ferdinand
Anastasia Hille : Duchess
Avril Clark : Cariola
Nicola Redmond : Juliav
Matthew Bowyer
Sean Hannaway
Christopher Kell
Terence Maynard
Guy Moore
Peter Moreton : The Court / Officers / Madmen / Executioners

Director : Declan Donnellan
Designer : Nick Ormerod
Lighting : Judith Greenwood
Movement : Jane Gibson
Music : Catherine Jayes

上演劇場:ウィンダムズ・シアター
上演時間:2時間40分(映像収録時間)
上演期間:1995年12月27日-37公演
ツアー :1995年 9月19日- 6公演 シアター・ロイヤル・バリー・セント・エドモンズ
     1995年 9月26日- 6公演 エブリマン・シアター
     1995年10月 5日- 3公演 テアトロ・ヴァッレ(イタリア)
     1995年10月10日- 6公演 ゲイティ・シアター(アイルランド)
     1995年10月17日- 6公演 オックスフォード・プレイハウス
     1995年10月26日-11公演 アテナウム・シアター(オーストラリア)
     1995年11月14日- 5公演 コヴェントリー・アーツ・センター
     1995年11月22日- 2公演 ノッタラ劇場(ルーマニア)
     1995年11月28日- 6公演 グランド・シアター
     1995年12月 6日-10公演 マジェスティック・シアター(USA)
     1996年 2月 1日- 3公演 マノエル劇場(マルタ)
     1996年 2月 9日- 4公演 カトナ・ヨージェフ劇場(ハンガリー)
     1996年 2月16日- 2公演 ツァンカル・ホール(スロベニア)
     1996年 2月21日- 5公演 オデオン劇場(オーストリア)
     1996年 3月 1日- 6公演 アーツ・センター・壽臣劇場(香港)
     1996年 3月19日- 2公演 ヒメネス・ルエダ劇場(メキシコ)
     1996年 3月23日- 5公演 コロンブス劇場(コロンビア)
     1996年 4月 1日- 3公演 ヴァフタンゴヴァ劇場(モスクワ)
     1996年 4月18日- 5公演 アルカ劇場(チェコ)
     1996年 4月24日- 2公演 ストレイ・シアター(ポーランド)

マシューがRADAを出たのは1995年の夏ごろなはずなので、まさにRADA出た直後のお仕事。
中には在籍中からお仕事してる人もいますが、マシューはRADA入る前のプロ経験が全くなく、
入学要件の最低年齢より若くしてRADAに入ったわけなので、プロデビューとして遅くはないと思います。
結構でっかい(?)カンパニーの結構でっかい役ですし(とか誰に言ってるんだ…)

とりあえず日本語のスクリプトを先に読んでいる時間がなかったので
持っていって読みながら鑑賞。

いきなりマシューが登場して幕が開きました…!

マシュー演じるアントニオは公爵夫人の家令。
家令…あ、マシュー、上級使用人演じるの初めてじゃなかったか…。
と、いうわけで衣装はジーヴスっぽい感じでした。

声は思っていたよりも(特にステージ上での)今とあまり変わらないかな。
って、もうRADAで訓練つんだ後だから当たり前ですね…。

アントニオは誠実系キャラで、夫人に気に入られて秘密裏に身分違いの結婚をします。
夫人は思ったより強烈キャラだな~と思ったけど、
これだけ激しい性格じゃなきゃそんなことしないか…。

マシューアントニオ、今まで見たことがあったプロダクションフォトは
髪型がオールバックでかなりメイクが濃いな~という感じで、
外見的には全然期待してなかったんですが、映像を観てみたら…
プロダクションフォトと全然違って髪型は短髪でどれかというとハル王子タイプ?
(っつか、「悪口学校」の時の新聞記事に使われてた
超かわいいプロモ写真の時の髪型っぽい←わかりづらい)
メイクも全然濃くなくてかわいいじゃないですか!!!!やったー!!!(こら)

まあ、固定カメラの昔の映像なので、鮮明には見えないので
妄想力でカバーしているわけですが…(笑)

で、夫人との秘密の夫婦生活を送っているときに
上半身脱いだりサービスしてくれてます、マシューアントニオ(笑)

いや、マシュー以外も夫人役のアナスタシアさんも
ファーディナンド役のスコットさんも上半身脱いでるし、
スコットさんはそれ以上だし別にイギリスの役者さんにとって
半裸程度何のサービス(?)でもない感じなんでしょうが…
マシューってあんまり脱がないイメージなので…(笑)

で、そのシーンのマシューアントニオの体つき見て
「あ~、やっぱり若いんだな~」とか実感するってどうなんだ…。

ちなみにマシューはこの時21歳。
ツアーが始まったころはまだ20歳という若さ!

そのシーン以外も、普段きっちり着ている服が乱れていて
ネクタイ緩めてシャツを出しているところなんて見ると、
どこの高校生だよ、って感じでかわいかった…。
(いい加減ちゃんとした感想を書くんだ、自分!)

ちなみに、赤ん坊(という名の人形)を
抱っこするシーンでは確実に今より抱き方下手だね、当たり前だけど!!!!
とかまたどうでも良い感想を…ごめん、マシュー(笑)

ちなみにあるレビューではマシューアントニオ、
あんまおもろくなくてガッカリな感じ…って書かれてたけど、
キャラ設定上ある程度仕方ない気も…あんまり印象に残る役ではないと思うので…。
どうなんだろ…やっぱり夫人とファーディナンド、あとボズラが中心のお芝居だよね~と…。

ちなみにファーディナンド役のスコット・ハンディさん、
どこかで見たことある、あれ、もしかして、と思ったらやっぱり!
ワタクシ的萌え馬映画「ロック・ユー!(A Kight's Tale)」で
ルーファス・シーウェル演じるアダマー卿の紋章官を演じていた方でした!
あの映画ではちょっとマヌケで最終的に人がいい感じの役でしたが、
ここではヤバい感じのファーディナンドを演じておられて、
やっぱり当たり前ですが役者さんはすごい!

そしてなんとなんと!いつもお世話になりまくっている方が
香港での公演を実際にご覧になっていたとのことでうらやましすぎる!

その方にマシュー演じるアントニオと絡むことが多く、
最後のシーンでまとめ(?)るデリオ役のショーン・パークスさんが
マシューのRADAの一つ先輩(ということはマンガンさんと同期!)と教えて頂き、
そのあたりでも楽しく観ることができました♪

…確かに、マシューよりパークスさんの方が存在感が合ったかも…
まあ、これから経験積んでいい俳優になっていくんだものね、マシュー!

ちなみにこの作品、最後にはデリオ以外の登場キャラクターのほぼすべてが死ぬんですが、
スクリプトの最後の方、めくるたびにト書きで(死ぬ)って書いてあってちょっとウケました…(笑)

ちなみにアントニオは終盤で死ぬのですが、
マシューアントニオ、(死ぬ)って書いてあるシーンを過ぎても
倒れたままずっと動いていて、「どうしたの???!!!」と思っていたのですが、
これは演出上の関係だったみたいで。
このプロダクションではアントニオが一番最後に死んでいました(死んでいましたってなんだ)。

ちなみに映像で見たこのプロダクション、読んだスクリプトと場面(?)が前後してたり
カットされてたりで「あれ、今どこ???」と結構なりました…。
2幕目の最初のアントニオのシーンもバッサリカットされてて
マシュー目当てとしてはちょっとガッカリしたりしなかったり(笑)

それにしても、最後の色々入り乱れて?の殺し殺され、のシーン、
すごい遠近法?錯覚?を使ってるっぽくて、
サークルの端から観ている感じの映像だと
全然刺してるふうに見えない感じだったんですけど、
ストールズの前の方で見たら射してるように見えたのかな~とか思って、
やっぱり生で見てみたかったです…!


ところでこの作品日本ではあまり上演されていないのかな?という感じですが、
イギリス本国ではしょっちゅうかかっているようで、
記憶に新しいのはグローブ座の新しい屋内劇場、
サム・ワナメイカー・プレイハウスで2014年の1月から上演していたものでしょうか。

夫人がジェマ・アータートンさん、ファーディナンドが
「リッパー・ストリート」で新聞記者(編集長)フレッド・ベストを演じていた
デイヴィッド・ドーソンさん、アントニオがアレックス・ワルドマンさんでした。

ドーソンさんのファーディナンドが相当評価高かったみたいで…
すっごく見たかったのですが時期が合わず…
ただ、グローブ座のプロダクションでテレビ放送もあるとのことで
DVD発売もするかな?と楽しみにしているところです。

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense" at Duke of York's Theatre(2014)

2014年1月3日と1月4日にロンドンのデューク・オブ・ヨークズ・シアターで
"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"を観てきました!

劇場入りのマシューに会っちゃった!(1月3日)はこちらの記事で。
観劇後の出待ちしちゃったよその1(1月3日)はこちらの記事で。
観劇後の出待ちしちゃったよその2(1月4日)はこちらの記事で。

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"は
英国出身の小説家、P・G・ウッドハウス(P.G.Wodehouse)によって
1938年に発表された、『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』
を元にした新作舞台作品。

「ウースター家の掟」はいわゆるジーヴスシリーズの中の長編作品の一作。

シリーズの語り手で、主人公は舞台ではスティーヴン・マンガンさんが演じる
バートラム・ウースター(通称バーティ=Wikipediaによると、伯爵位継承予定者らしい)。
自分で自覚しているが余り頭は良くないが、
ある意味で人のいい性格のためか友人や親せきのトラブルによく巻き込まれ…。

マシュー・マクファディンが演じるジーヴスは、
バーティの物知りでそつがない、完璧なまでの従者。
危機に陥ったバーティやその友人たちをその頭脳で助ける…
というのがシリーズのパターン。

大体今回の舞台も筋はそのままなので
『ウースター家の掟』のあらすじはこちらの日本語版Wikipediaをご参照ください。

…ただし、上記説明やWikipediaページを読んでも、
おそらくその面白さはわかりづらいと思いますので、
ぜひ原書でも翻訳でもいいので原作を読んでみてください!
原作の紹介記事はこちら
思わず声をあげて笑ってしまうほど面白いです…!

で、この舞台版はどうだったかというと…


の、前にひとまず公演情報など…。

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"
原作:P.G.ウッドハウス
脚本:グッデイル兄弟
演出:ショーン・フォーリー
出演:スティーブン・マンガン(バートラム・"バーティ"・ウースター)
   マシュー・マクファディン(ジーヴス+α)
   マーク・ハドフィールド(セッピングス+α)

※公式サイト上の制作陣、出演陣の一覧は以下の通り※
Matthew Macfadyen as Jeeves
Stephen Mangan as Bertie Wooster
Mark Hadfield as Seppings

The Goodale Brothers : Adaptors
Sean Foley : Director
Alice Power : Set and Costume Designer
James Farncombe : Lighting Designer
Max and Ben Ringham : Sound Designers
Sarah Bird CDG : Casting Director
Michael Gyngell : Associate Director
Mark Goucher : Producer
Mark Rubinstein : Producer
Adam Blanshay : Associate Producer
Eleanor Lloyd : Associate Producer

上演劇場:デューク・オブ・ヨークズ
上演時間:2時間20分(休憩込)
上演期間:2013年10月30日(プレスナイト:11月12日)
     -2014年09月20日(初演のうち主演2人は2014年4月5日まで、10月よりUKツアー)
プレ公演:2013年10月10日-19日リッチモンド・シアター
     2013年10月22日-26日シアター・ロイヤル・ブライトン

最初にこの舞台のことを知った時、
「自分は全然知らないけど、周りに結構お好きな方がいらっしゃる
ジーヴスってやつ?これマシューがやるの?」と思って
「そういえばマシューって上級使用人が似合いそうだけどやったことなかったよね!」
というのが次。

原作を読んでみて、ものすんごく面白くて、
もちろんとってもマシュージーヴス楽しみだったのですが、どこかで

「…あまりにマシューで簡単にイメージできて…
俳優マシュー・マクファディンを堪能するには
あんまりおもしろくないかも、セリフも動きも少なそうだし…」

というのと、なんとなく、
あの原作をそのまま舞台でやることに対する漠然とした不安というか、
そういうものもあったのでした…。

そして
「ガッシー(イモリマニアのバーティの友達)はどんな人がやるんだろう?
ガッシーを好きな俳優がやってくれたらうれしい、
そうでなくてもガッシー役の俳優さんには持っていかれるだろうな…」とも。

ところがふたを開けてみたら以前の記事でもご紹介した通り、
なんとこの舞台は3人芝居!
キャストが気になっていたガッシーも
若い女子たちもマシューがやるだって…?!!!

しかもマシュー、マンガンさん、ハドフィールドさんはみなRADA出身、
RADAっ子3人芝居なんて私得でしかない!

その上マシューとマンガンさんは、RADAで学年ひとつ違い
(マンガンさんの方が一学年上で、年齢は2歳上)で当時から割と仲が良かった?
とのことですし、1998年のCBJ公演"Much Ado About Nothing(から騒ぎ)"
と、同年のRSC公演"The School for Scandal(悪口学校)"で共演。
しかも、上記二作で二人セットでイアン・チャールソン賞
(簡単に言うと30歳未満の舞台で活躍した俳優に送られる賞?)
にノミネートされていたようだし、この二人の演技の相性、
きっといいんだろうな、と、どんどん期待が膨らんでいきました…!

実際ご覧になった方の感想や、プレスナイト後に出た劇評からも
かなり期待できそう…!と!

そして実際観て、その結論から申しますと…
「期待以上に面白かった…!!!!!!」でした!

マシューに関していうと
私がこんなにマシューが大好きな理由の一つに
毎回全く違ったタイプの役を演じる、というのがあるわけですが
(映像だとトムとリードは若干キャラ被ってるかな、と思うけど)
今回は一度にやっぱり今まで演じてきたものと全く違うタイプの役柄を
一度に5人(+1?)を見せてくれちゃったわけです…!
しかもコメディセンスも抜群!と思っているわけですが、そこもいかんなく発揮!

あのデカい図体で軽やかに動きまわる姿にときめき(笑)を隠せませんでしたよ!

マンガンさんバーティもかわいすぎ!で
そんでもってもちろん彼のコメディセンスもやっぱり抜群!
(マシューと違って世の中的にはマンガンさんはコメディアン寄り扱い?ですよね?)

プレスナイト開けてすぐにマンガンさんが
肺炎になっちゃった時はそれはそれは心配でしたが、
彼のバーティが見られて本当に良かったです…!

普通にやったら、いくらマンガンさんがかわいくて若く見えるからと言っても
若干齢が行ってる感は否めない(何せバーティは20代半ばだし)ですが、
あの舞台ではもう無問題!

そして忘れてはいけないのがハドフィールドさん!!!
もう、素晴らしすぎました…!ある劇評では、
「主演二人も良かったけど、何よりハドフィールドさん!」
と書いていたところもあったんですが、納得!

実は1月3日の公演、ハドフィールドさんが休演されていて、すんごく残念、と思って…
アンダースタディを立てていなかったのか、
元々アンダースタディを兼ねていたのかはわかりませんが、
なんと脚本を手がけたグッデイル兄弟のうち、
ロバートさん(もともと俳優さんらしい)が代役で、
それはそれでとても素晴らしくて面白かったのですが、
ハドフィールドさん版を見て「やっぱり全然違う…!」と思ったのでした。

ちなみにハドフィールドさんは
どうやらケネス・ブラナーとRADAで同期だったらしく、
仲も良いようでケネス作品にちょこちょこ出ていらっしゃる様子。
今度出演作ちょっと観てみようと思います…
(ルーファスフォーティンブラス目当てで買った
「ハムレット」まだ観てないからそのあたりから…)

で、舞台装置も役者(マシューとハドフィールドさん)が
展開したりでそのあたりも面白かった!
本当に、上手いこと舞台化したな、という感じで…!
初めから終わりまでず~っと笑いっぱなし!大満足!
私にとっては全てがとっても愛おしいお芝居で…!

私は元々原作を読んだことがなく、
マシューが舞台やる、と発表があってから原作シリーズのうち、
あわてて「ウースター家の掟」までの4冊を読んだわけで、
ヒュー・ローリーさんバーティとスティーブン・フライさんジーヴスの
ドラマ版も(観てみたいとは思いつつ)全く観たことないですし、
その上発表あってからずっと舞台版の情報を追い続けて、
マシューはもちろんですがマンガンさんも、ハドフィールドさんにも
すっかり愛着がわいてからの観劇でしたので原作ファンの方やドラマ版ファンの方、
または原作やドラマをあまりご存知なくて、出演者にも特に愛着のない
純粋に舞台作品としてご覧になった方がどう思われるかわからないのですが…。

(ちなみに今のところ自分が知っている限り
原作ファンやドラマ版ファンの方にも評判は上々です♪)

最初に出たトレーラー。
これともまた雰囲気がすこ~しかわっていました♪


プレスナイトのお客さんや
マシュー+マンガンさんコメント付きトレーラはこちら!


好評につき?上演期間は2014年9月20日まで延長され、
マシュー、マンガンさんは4月5日までの出演。
まだ間に合います!

"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"公式サイト
"Jeeves & Wooster in Perfect Nonsense"チケット販売


以下、覚書のような感じで、いわゆるネタバレ感想書いていきますので、
ご覧になる予定で、ネタバレ?避けたい、という方はご注意を。

と言っても、ヒアリング力ゼロな
ただのミーハーマシューファンによる感想なのでかなりアレですけど…。

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1回目(1月3日の夜公演)は10列目
2回目(1月4日の昼公演)は5列目、
3回目(1月4日の夜公演)は3列目に座りました!

10列目は全体が見えて良かったのですが、前の人で隠れるところもあり…。
5列目も良い感じですがやはり前の人で…
3列目は視界を遮るのもは無し!でしたが、低いところがちょっと見えないところもあり
どこも一長一短だった気がします。
まあ、後ろから前にどんどん近づいて行ったのは正解な気も…。

劇場に入ると、トレーラーでも流れていた陽気な音楽が。

今まであまり上演前後に幕が下がっているお芝居に
当たらなかったのですが、MOJOに続き幕が下りていました。

ワクワクしながら上演開始を待つ。
場内がざわついているところに、場内放送がかかりました…
これは…マシューの声ではないですか!
そして会場のざわつきが、一瞬収まりましたが、
すぐにその内容を聴いて会場が笑いに包まれました。
と、いうのも、この場内アナウンス、マシューによる、
ではなく、ジーヴスによるもの。

内容としては
「これはウースター氏による初めての公演で、
彼の脆弱な集中力を乱すので動画や写真を撮ったりしないで頂きたく、
また携帯電話や電子機器類の電源をオフにして頂きますよう」
というような感じ。
(他にも笑いどころがあったようですが英語力なさすぎで…汗)

そしていよいよ幕が上がります!
と、そこにはソファが一つ、バーティ役のマンガンさんが
そこに座って読み物をしています。

そして、お客さんに気づいて…説明を始めます。
彼に起こった出来事を友達に話していたら、
ビンゴ・リトルに、お前それ劇にして演じろよ!と言われた…、と。
このビンゴ・リトルはこのお話「ウースター家の掟」には出てこないものの、
シリーズの他の作品を読んでいる人にはおなじみの存在。
バーティがお客さんに「ビンゴ・リトルを知ってる?」と訊いたりして
お客さんから笑いが。

で、バーティが一人芝居を始めようとするのですが…
自分とジーヴスの役をやっているうちに訳が分からなくなり…
「ジーヴス!」と呼ぶと、ソデ(というか脇の扉)から、
すっとマシュージーヴス登場!

落ち着いた感じの声でしゃべるのかと思いきや、
声を張り上げる感じでしゃべっていて
(しかも若干いつものすばらしく良い声よりは割れ気味?)、
ちょっと意外でもありましたが、
まあ、想像の範囲内のジーヴスかな、という感じ。
ちなみにマシュージーヴス、ちょっと目を伏せ気味に、
しかも観客席の方を見まわすことが多く、
特に2回目3回目はジーヴスマシューと目が合いまくった気が…
(←間違いなく気のせい)

なんやかんやで、バーティの(ダリア)おばさんの執事である
(ヨボヨボの)老セッピングスにも協力を頼み、3人で芝居をすることに…。

…と、いうことで、これは劇中劇なんです。
配役としては

スティーブン・マンガン:バーティ



マシュー・マクファディン:ジーヴス



マーク・ハドフィールド:セッピングス(これはダリアおばさんですけど!)



…以上。
で正しいのでした。

ただ、ここが面白いところで、マシューとハドフィールドさんが
各キャラを演じているのか、ジーヴスとセッピングスが各キャラを演じているのか…
素人くささをはっきり出しているところと、
思わずそのキャラクターとしての演技に
見入ってしまうところがあったりで曖昧になってくる。
とにかくいろいろな趣向で飽きさせないのですよ…!

舞台装置もジーヴスやセッピングスが作ったり動かしているという設定
(どこまで実際マシューやハドフィールドさんが動かしているのか、
素人の私にはよくわかりませんが、動かしているようには見えます)。

大道具を裏で作って(という設定で)、
ポケットに工具が入ったエプロン姿で出てくる
マシュージーヴスがかわいすぎ…(笑)

で、劇中の登場人物が、役を演じる…で初めてでてくるのが
セッピングス扮するダリアおばさん!これはもう会場笑いの渦!

ここでも、すぐに「ハドフィールドさん演じるダリアおばさん」
になり、おかしいながらも「ダリアおばさん」として芝居を見ていたのですが…
バーティがおばさんの家を出る、ということろになって
扉を開けさせ、見送りするように言いつけるダリアおばさん…しかし、
もちろんセッピングスが演じているのでそれは不可能。
「あ、そういえば無理だったんだ…」という間をおいてから
「ウースター氏は自分で扉を開けるから大丈夫よ!」と(笑)

そして次に登場する、劇中のキャラクターが演じるキャラクター。
ハドフィールドさんが演じる骨董店店主と…

…マシューが演じるサー・ワトキン・バセット!
もうね、かわいいですよ…!白髪のかつらに髭にパイプ…!
ここも「素人芝居を演じている」という設定が効いていて…(笑)

実は、マシュー(というかジーヴス)の顔につけひげをつけているのではなく、
パイプに髭がついていてパイプを咥えていないとヒゲが…!
という状態になるのですが、思わずジーヴスがパイプを口からはなしてしまい…
「あ…っ!」となって慌てて咥えなおす、というシーンが(笑)
もう、マンガなら目が飛び出てるような表情でかわいいやらおかしいやら…(笑)

まあ、原作の「完ぺきで無表情なジーヴス」というものに
ものすごく愛着のある方には「え~」と思われるところかもしれないんですが(汗)

ちなみにマシュー、バセット卿を演じているときは、パイプを咥えつつ、
かなり「がなった」感じで喋っていました
(首から上が真っ赤になっててかわいかったです…)
それでジーヴスの時も声が割れ気味だったのかな、とも思いました。

でも芝居やってない時、普通に喋る時はいつものあの声でしたし、
もう2か月以上演じてきて、舞台上でもそこまで酷い、とか荒れた声、
という感じも受けなかったので、まあ大丈夫なんだろうな、とは思います。
さすがに訓練を積んでいるだけのことはあるなぁ、とも。

そして、ロデリック・スポード!!!
さっきまで骨董店主をやっていたセッピングスが演じるのですが…
セッピングス(ハドフィールドさん、ロバートさん)は小柄でスポードは大男という設定。
最初は普通にちょっとかつらや付けヒゲで出てくるのですが…
バーティが、「彼は2メートルはあろうかという大男で…」と言って
ここでも「えっ…」となり…(笑)その場で台に乗って何とかごまかすのでした(笑)

このスポードが後々どんどん進化(笑)していって、かなりおかしかったです…!
どのキャラクターもですが、特にこのスポードの可笑しさが、
1回目のロバートさんも良かったのですが、ハドフィールドさん版が最高でした…!
(2回目を一緒に観た身内との間で、しばらく"I need push..."が流行ってました…・笑)

セッピングス、設定上ヨボヨボ、なのですが、
舞台装置含めものすごい頑張りを見せていて最高すぎます(笑)

こういう感じで、役も「そういえば誰がやるんだよ!どうするんだよ!」
みたいな感じになったりするシーン(大体「間」と視線で表現)がいくつかあって(笑)

私が一番ツボったのは、マデライン・バセット嬢を誰が…?ってなった時、
それまでバセット卿をやっていたジーヴスが「あああ、もう…!」という感じで
ランプシェードとカーテンをはぎ取って一度退場し、
それをまとって簡易的衣装でバセット嬢になって入ってくるところ…!

このバセット嬢の演技がまたたまらなくおかしくて…!
あの巨体でくねくねと、バーティが口から砂吐きそうな感じの
夢見がち乙女キャラを演じてくれちゃうわけです!(笑)

そしてバセット卿が喋る段になると、「ちょっとそこに座ってなさい!」と
ソファにランプシェードとカーテンを置いて…(笑)

それにしても、もう、今でもマシュージーヴスバセット嬢(わかりづらい)の
「バ~~~~~~~~~~ティ~~~~~~♪」が頭から離れません…(笑)

その後の、間が持たない感じで?ソファーからズルズル落ちていく?
バセット嬢とか、バーティにキスを迫るバセット嬢を熱演しすぎて
"Thank you, Jeeves...!"と言われるシーンとかもうかわいすぎておかしすぎて…!

そして、観る前からすんごく楽しみにしていたガッシー!!!
もうね…かわいすぎますよね…。

序盤のバーティ宛の電報を読み上げる声からして
かわいすぎて期待大、だったんですけどね…!

入ってきて早々にバーティと二人で
再会を喜んではしゃぎまわるところとか
ホントどうしたらいいの…(どうもしなくていい)
ちょっとその飛び跳ねぶりにハル王子思い出したりもしましたが…(笑)

「わ~い!バーティ!わ~い!」みたいな感じで、
例のバセット嬢の「バ~~~~~~~~~~ティ~~~~~~♪」
ってのと全然違う、ジーヴスったら演技派!(笑)

ガッシーは稽古画像やトレーラーにも出ていた便底メガネキャラで、
すんごい近眼という設定のため、部屋から出るときに手探りでドアの取っ手を探したり、
ランプスタンドをバーティと間違えたり、お約束ネタ満載で…
そして、大事な手帳を取り戻すために
スティッフィの「プライベートな部分」に手を…ってシーンの動きが…!
ものすんごくおかしくて…!
(原作ファンには表現が少し下品に映るかな?とも思いましたが…)

ガッシーと言えばイモリマニアなわけですが、
最後の、「僕の大事なイモリたちが…」のシーンでお客さんが
「かわいそうに~」という感じで溜息ついてたのもなんか良かったです…(笑)

もう思い出せば思い出すほど「こんなマシューが観たかったんだよ…!」
と噛みしめてしまうほどマシューガッシーが愛おしすぎて…。
映像でもこういうキャラやったらいいのに…とも…。

そしてそして…。
警官に扮したハドフィールドさん、じゃなかったセッピングスが登場…ということは…!
アバディーンテリアのバーソロミュー登場!!!
すごい!体に棒がついたわんこのぬいぐるみ!(笑)
動きがお約束過ぎて…!警官の足にかみつき、顔に飛びかかり…
(そでで誰かが操っているんですが、
劇中ではジーヴスがってことになってるんでしょうけど、
実際マシューが動かしているのかは不明…衣装替えのこと考えると多分違うのかな)

なんと、放り投げられる形でバーソロミューいったん退場で…
(きゃい~ん!と飛んでいく様がまた古典的なんだけどおかしすぎ!)
バーソロミューを抱きかかえたマシュージーヴススティッフィー登場!!!!!
バセット嬢の時と違ってばっちりメイクして金髪のウィッグ被ってヒール履いてドレス着て…
それなのに(いやだからこそ?)全キャラ中一番ドスがきいた声…!
ヤバい…これはヤバい…。

しかも抱きかかえているバーソロミュー、さっきと違う子…(笑)
パペットになっていて、お尻のあたりから手を入れた
マシュージーヴスが動かしている…(笑)
鳴き声は効果音なのですが、小型犬に似つかわしくない太い声でこれまた笑える…(笑)

おかしすぎて幕間になるころには腹筋崩壊しそうでした…(笑)

第二幕はいきなり風呂入っているバーティから始まって、
またもいきなり会場大ウケ!

アヒルちゃんとお風呂に入ってるバーティですが、
そのアヒルちゃんが飛び跳ね、それをジーヴスがキャッチ!
するはずが、一日目はマシューがキャッチに失敗していました。
2回目にキャッチしたのを見て、
「あれ、やっぱり落としてたんですね」としいたけさん。
(そのあとアヒルちゃんを片手に無表情で立っている
エプロン付けたジーヴスがものすごくかわいかったです…)

他にもいくつかハプニングがあり、
1回目、最初にバーティが数秒で寝巻に着替えるシーンで靴が脱げなかったらしく、
マンガンさんバーティが「靴が脱げなかった~」と言ってました…(笑)

それから、2回目にはベッドに置いた警官の帽子、
置き所が悪かったのかベッドから落ちてしまい…。

こういう「実際のハプニング」には
もちろん何事もなかったように対処、や、
先のマンガンさんのようにキャラクターを生かしたアドリブを使う、
など、当然ですがプロってすごいな~という感じで、
劇中の素人芝居でのハプニングに対する反応との違いも大変興味深かったです。

それから、2回目にはバセット嬢を座らせるバセット卿、のシーンで
ソファの背部分にランプシェードを置くのにマシューがちょっと苦労してるな、とか、
セットが倒れる!(劇中ハプニング)のシーンで一番道具が倒れる角度が大きいな、とか、
2回目はマチネだから?か一番お客さんの反応が良いな、とか…
そういう違いを感じられて、面白かったです!

違い、と言えば3回目の1幕目はマシュージーヴスの声が、
他の2回に比べてさらにちょっと調子悪そう?と思ったのですが、
2幕目には復活していました。
きっと幕間に何かしたんだろうな~と。

かわりに?マンガンさんバーティが何度か
「喉が…!」と言っていて(でもとても良い声でしたよ?)
もしかして…アレ…のせいか…?と思ったのでした。
なんとな~く元気がなく見えたし…(笑)
(何のことかはこちらの記事に…

と、話は戻って…2幕目の個人的山場!
スティッフィーとバセット卿がやり取りするシーンがあるわけで…!
ここでもマシュージーヴスバセット卿が
「スティッフィーを呼びなさい…いや、自分で呼ぶ…」
と言って…(笑)

なんと、半分スティッフィー、半分バセット卿の姿に!
いや、これも古典的手法みたいですが、もうおかしすぎる…。
二人が言い合いをしているシーン…ここだけ…マシューの一人芝居になってて…(笑)

それにしてもこういう時の舞台上にいる他のキャストの
存在の消し方が素晴らしいな、とも思ってしまうわけです。
基本、存在を消して、でも時々参加する…という…。
他のお芝居を見ても思うのですが、
ここでのマンガンさんとハドフィールドさんもさすが、としか言いようがなく!

そして事件?は解決、めでたしめでたし、となるのですが、
最後にジーヴスがバーティにお客さんに挨拶するよう促して…
カーテンコールはダンス!もう…かわいすぎますね…!
グローブ座で感じたワクワク感をすごく思い出し…
私、カーテンコールダンスに弱いようです(笑)

それと、お客さんを巻き込んで、
というのもちょっとグローブ座を思い出してしまいました…(笑)

それにしても、もう3人ともかわいすぎて…。
最初から最後まで、ワクワク、大満足でした…!
ホントは3回目だけスタンディングオベーションしようかな、
と思っていたんですけど、2回目はしてる人いたんですが3回目はいなくて…
イギリスの人って本当に簡単にはしないんだなぁ、と実感しました…。
でも、私にとってはその価値があったと思うので今度機会があったら絶対立ちます!(笑)

お客さんの反応、と言えば、とにかく皆さんよく笑う!
そして、途中で拍手も何度も起こって!
そういうお芝居観るの初めてだったのでノリが良くて
そのあたりもとっても楽しかったです!

本当に観ている方はただただ楽しいこのお芝居ですが、
演じている本人たちにとっては大変ハードだろうな、と思います。
(実際少なくともマシューは体重が減り続けている模様)

でも、そういう事を観ている間は全く感じさせずに
お客さんを楽しませることができるというのは本当にすごいことだと思います!
そして、劇中で「素人芝居」が繰り広げられているわけですが、
これを本当に素人や実力のない人がやったら目も当てられないだろうなぁ、とも…。

そういう意味でも本当に、全てが愛おしくて…
このお芝居でマシューを見られたことを、本当に嬉しく思いました…!

と、他に書きたりないところ色々ある気がします
(マシュージーヴスの片眉毛上げ、とか…)が、とりあえずの感想ということで!
思い出したらまた何か書くかもしれませんので、
その時はまたお付き合いいただければ嬉しいです!